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Facebookで一番「いいね!」が付けられている“Facebook for Every Phone”とは?

Facebookで最もファン数が多いページってご存知ですか? 「もちろんFacebookでしょ」と考える方は多いかもしれません。しかしFacebookはファン数8750万人で、数こそ膨大ですが、実は2位なのです。

1位のページタイトルは“Facebook for Every Phone”と言います。このページは2011年8月に作られ、2012年6月には世界最速でファン数が1億人を超えました。そして、2013年2月13日(現地時間では12日)には、いいね!数が2億人を突破しました。

facebook_for_every_phone

2位のFacebook(8750万人)と3位のYouTube(7000万人)のファン数を足しても超えないという、大横綱です。

では、この“Facebook for Every Phone”とは何者なのでしょうか?

Facebook for Every Phone

Facebook for Every Phoneとは、フィーチャーフォンでFacebookを快適に使いたいという人向けのJavaアプリケーションです。フィーチャーフォンでFacebookに接続すると、http://m.facebridge.net/へアクセスするようになっていますが、それよりも高速に、スマートフォンアプリのようなインターフェースでFacebookを利用することができます。

なぜ、このアプリケーションがあると思いますか? その理由を簡単に説明しましょう。

Facebookをやるならスマートフォン!と言う人も増えてきた昨今。参考までに、Facebookのスマートフォンユーザー数はAndroid1億9000万人、iPhone1億4000万人です。(参照:Facebookのモバイルユーザー数が判明:Android1.92億、iPhone1.47億、iPad4800万、Messenger5600万)

両方を足すと3億3000万人と、Facebookのアクティブユーザー数は10億人なので、3割近くがスマートフォンユーザー、もしくはPCと併用しているということになります。

しかし、ガートナー社が発表している2012年Q3の世界のモバイル販売台数を見ると、スマートフォンの販売台数1億6920万台に対し、フィーチャーフォン(とその他を含む)は2億5880万台に達します。1/3とまではいきませんが、販売台数の2/5くらいはフィーチャーフォンなわけです。

さらに、Facebookが2012年Q4に発表したモバイルの月間アクティブユーザーは6億8000万人です。ここから3億3000万人(スマートフォンユーザー数)を引くと3億5000万人で、スマートフォン以外(主にフィーチャーフォンでしょう)を使ってアクセスしている人の方が多いのです。

つまり世界的にスマートフォンが流行しているとはいえ、まだまだ主流はフィーチャーフォンであり、多数のユーザーを抱えるFacebookとしても、フィーチャーフォンに対応する必要があります。それで作られたのがFacebook for Every Phoneなのです。

Facebookは一部キャリアとコラボレーションし、Facebook for Every Phone利用者へ90日間無料データ通信を提供するなど、ユーザー数の拡大をはかっています。日本ではスマホファーストと言われていますが、世界的なサービス展開をはかっていく上では、まだまだフィーチャーフォンの戦略を考えていく必要があるという証左でしょう。

ちなみにこのFacebook for Every Phone、3600機種以上のフィーチャーフォンに対応しています。Java対応しているフィーチャーフォンなら、どの機種でも使えるような勢いですね。まさにEvery Phone!

Facebook for Every Phone Facebookページ:https://www.facebook.com/f4ep

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