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Google、AdWordsにおける品質スコア(Quality Score)をアップデート

Googleは7月26日、AdWords広告における品質スコア(Quality Score)の数値に関するアップデートを行ったと発表しました。今後数日のうちに、3つの要素に基づいて1-10の品質スコアが決定されるようになります。

  • 推定クリック率(expected clickthrough rate)
  • 広告の関連性(ad relevance)
  • リンク先ページの利便性(landing page)

今回のアップデートはAdWords広告の透明性と品質を上げるために行われているとブログで述べており、各要素について個別の解説ページが設けられています。

それぞれ簡単に見ていきましょう。

推定クリック率

特定のキーワードで検索されて広告が表示されたとき、クリックされる見込みのステータス。指定されたキーワードが広告のクリックに結びつくかを予測し、過去の結果を考慮して判断されます。これは完全一致のキーワードのみが対象となります。

表示されるステータスは『平均より上』、『平均値』、『平均より下』のどれかです。推定クリック率はキャンページのキーワードタブから見られるようになっており、十分な掲載結果が期待できないキーワードを知ることができます。

詳しくはこちら

広告の関連性

キーワードと広告の関連性のステータス。ユーザーが検索したキーワードと、あなたが掲載した広告に関連性を持っているかどうかで『平均より上』、『平均値』、『平均より下』により決定します。

キーワードタブから見られるようになっており、推定クリック率と同じく十分な掲載結果が期待できないキーワードを知ることができます。

詳しくはこちら

リンク先ページの利便性

いわゆるランディングページがユーザーにとって使いやすいものであるかのステータス。『役に立つ内容』、『検索内容に関連したコンテンツの有無』、『情報が整理され、操作しやすいページ』などの指標が考慮されます。こちらも同じく『平均より上』、『平均値』、『平均より下』で決定します。

ユーザーのコンバージョンに悪影響を与えるページを把握するのに役立つとしており、キーワードタブからスコアを確認することできます。

詳しくはこちら

注意すべきこと

大きく3つの指標で品質スコアが決定されるため、ひとつの要素が高くても、他の要素が低ければ、総合値が低くなってしまう可能性があります。

たとえば、キーワードのスコアが高いにも関わらず、リンク先ページが使い辛ければ品質スコアが低くなってしまいます。ただし、これまではスコアを見ることは出来ませんでしたが、このアップデートによりある程度確認できるようになっていますので、すぐに改善することが可能になります。

これまで品質スコアという言葉を知っていても、どこを直せば良いのか分からないという方がいたかもしれません。今回のアップデートによってAdWords広告の透明性が増し、対応しやすくなりましたね。キーワードはこれまでと変わらず”ユーザーにとって役立つか”となっています。一度、ユーザーとして試してみることが最短の道かもしれませんね。

Improving AdWords Quality Score Reporting(Google Inside AdWords)

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