• TOP
  • BLOG
  • MARKETING
  • 他のFacebookページから共有したとき、リーチやエンゲージメントに影響はあるのか?

他のFacebookページから共有したとき、リーチやエンゲージメントに影響はあるのか?

あなたが、興味深い記事をFacebookページの投稿で見つけたとしましょう。ファンにとっても凄く有益な記事で、それを共有したいと思ったとき、Facebookページの投稿をシェアするという形を取った場合、届けたい人に届かないかもしれません。

これをデータで示してくれたのが、いつもお世話になっているEdgeRank Checkerです。翻訳しましたので、ぜひお読みください。

Facebook Kills Viral Reach When Sharing Other Page’s Post

ページマネージャーは、素晴らしいコンテンツを見つけたら、シェア機能と再投稿、どちらを使うべき? 私達は、そのデータを調査してみることにしました。

share_vs_post

バイラルリーチは、投稿された写真をシェアしたとき、基本的に伸びません。これはなぜでしょうか? 最も考えられる可能性はFacebookのニュースフィード内のオブジェクトを扱っているからです。また、Facebookはシェアしたページにオーガニックリーチのチャンスを与えつつも、オリジナルの投稿者に対して報いるというバランスを取る必要があります。

share_vs_post_2

シェアした投稿のオーガニックリーチはどうでしょうか? オーガニックリーチも、バイラルリーチほどではないにせよ、減少しています。この減少は、エンゲージメントとオーガニックリーチに相関性がある可能性があります。

share_vs_post_3

このグラフは、今までのものと同様に、シェアしたコンテンツで減少したエンゲージメントを示しています。これは、オーガニックリーチが減少した最も強い要因です。

これらはなぜ起きたのか?

バイラルリーチがほぼ0に近い原因としては、Facebookがユーザーがニュースフィードで行うインタラクション(いいね!、コメント、シェア)に起因させているからだと考えられます。データを見ると、ユーザーは共有されているコンテンツを、再共有する可能性が低くなっています。さらに、下の画像を見ると、元の写真は、シェアされた写真よりも、4倍シェアされやすいことが分かります。

share_vs_post_4

あなたはどうすべきか?

私達は、他のブランドが投稿したものをシェアすることはオススメしません。自らコンテンツを作成した方が良いでしょう。あなたがコンテンツを作成できないのであれば、コンテンツの再利用をオススメします。成功したニュースページでは、より多くの市場シェアを得るために、この手法を多く用いています。

レディー・ガガは、“The GRAMMYs(グラミー賞)”のFacebookページから、(受賞したときに)投稿をシェアすることはしませんでした。自分で投稿を作成し、自身の画像(信用を与えるため)を添えて、グラミー賞を受賞したことを、ファンに伝えました。これは、あなたのブランドがニュースフィードで成功するための、良いケーススタディです。

まとめ

私達は、この状況を報道と似ていると感じます。AP通信によって報道がなされ、その後、世界中で数千という視点が加えられて繰り返し伝えられていきます。Facebookは、オリジナルのコンテンツ作成者に報いる方法を探していますが、他の視点やシェアを制限することは、非現実的です。Facebookは発信者に最も多くのバイラルリーチを与えることでバランスを取ろうとしていますが、しかしブランドは彼らのファンにリーチすることで、ストーリーへ便乗することが出来ます。

あとがき

“最後のストーリーへ便乗”という部分は、少し分かり辛い文章だったと思います。例えば、共通でフォローしているページが同じ記事をシェアしていると、投稿が並んで表示されます。これが“ストーリーへ便乗”という意味合いなんですね。

最近では高品質なコンテンツを上位に表示するアルゴリズムを導入したと発表しましたし、オリジナルのコンテンツを作成するに越したことはありませんが、他の記事を投稿するとき、“シェアするべきか”、“普通に投稿するべきか”考える必要がありますね。

(Photo: RISD Library, Providence, RI by stephanie.lafayette)

OUR SERVICE

Fan Commerce

ファンコマース

ファンとのダイレクトなコミュニケーションを実現して「感動体験」をビジネスに結びつけます。

Digital Marketing

デジタルマーケティング

未来を創造する価値ある「顧客体験」を実現する仕組みづくりを提案。