Facebookが、Facebookページに対し、5つ星のレーティング機能をテスト中であると、Techcrunchが報じました。
TechcrunchのスクリーンショットにあるBeard Designのページを見ても、レーティングが表示されていないため、誰でも閲覧できるわけではないようです。
また、ページ自体にはレーティングのついたユーザーレビューが投稿されておらず、ページに対するレーティング自体が新しく登場している、と考えてよいかもしれません。この点に関して、Techcrunchにはこのように書かれていました。
このレーティング機能が、任意なのか必須なのかは明らかではない。しかし、FacebookがYelpsやFoursquareと競争するために、ローカルの発見やオススメサービスのために役立てようとするなら、デフォルト(必須)で表示されるようになるだろう。ネットワーク上で、特にカスタマーサービスを行う場として、企業はFBに重点を置くようになるかもしれない。「いいね！」を得ることは簡単ですが、ユーザーから星による良い評価を得るためには、より多くの努力とインタラクションが必要になるからだ。
確かに考えてみればその通りです。Facebookページのタイトルの下に表示されるということは、それだけインパクトが大きいでしょう。レーティングはユーザーの満足度を示すものです。そのユーザーの満足度を高めるために、企業側がFacebookにより注力するようになっても、不思議ではありません。新しくページを訪問した人に対しての信頼度にもなる上、Techcrunchが指摘した通りにローカルの発見に活用される可能性もあるでしょう。もしかしたら、ニュースフィードアルゴリズムにも反映されるかもしれませんね。そうなれば一石二鳥どころか三鳥にもなり得ます。(ただ、下心が丸見えのページには高い評価は付けられないでしょうね)
ちなみにFacebookがレーティング機能を用いたのは、例としては前述のプレイスに対するユーザーレビューや、
昨年末にアップデートされたNearby(付近の情報)があげられます。
今後増々、ユーザーからの信頼がインターネット上で重要となりますね。
(Photo: Origami Lucky Stars by Josey)
