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PayPal のハンズフリー決済 『PayPal Beacon』とは!?

eBayグループの一員であるPayPalはBluetoothLEが搭載してるモバイルがあれば現金やカード、サインなどが必要なく決済ができる専用デバイス『PayPal Beacon』を開発しました。

買い手側が専用のアプリをインストール、売り手側が専用デバイスをコンセントに挿すだけでモバイル決済が可能となる仕組みです。

クレジットカード決済を初めて導入する場合は契約してから数ヶ月しないと開始できないですがそのような準備期間も掛からずに使用できます。

 おサイフケータイとの違い

現金やカードを使用しないだけならおサイフケータイでもいいのでは?という考えがあるかもしれません。そこでPayPal Beaconならではの利点について調べてみました。まずはこの動画を見てください。(※現在動画を閲覧することはできません)

この動画はPayPalが公式にアップしている『PayPal Beacon』を使用した未来の姿をPVにしたものです。この動画から分かるようにおサイフケータイと違い以下のような利点が挙げられます。

  • 支払う(タッチする)作業がいらなくなるためレジに並ばすに購入できる
  • 売り手側としてもレジが必要ないためレジ店員の負担を減らすことができる
  • 事前にアプリによって購入を済ますことで店に入らずとも商品を出してくれることもできる

ユーザーがチェックインしない限りは店側から自分の情報は覗かれないですが、行きつけの店を自動チェックインすることによってこのようなことも可能になります。朝の忙しい時間にカフェに入らずとも朝食が手に入ることが夢にならないのもそう遠くないでしょう。

サービス導入開始時期は目前!

このPayPal Beaconは2014年初頭に販売が開始されることがPayPal社から発表されています。

現在ウェブサイトにて開発者らに対してPayPal Beaconを使用したアイデアを募集しており、有用なアイデアを出した計100人にはサービス開始前に無料で開発バージョンのAPIを使用できる権利が与えられるようです。

店舗側の導入、運用負担を少なく一度購入するとアップデートは自動で行われるため専門知識は必要なく、手間もかかりません。

顧客がお店を自動チェックインしていれば入店と同時に登録者名が表示されるため顧客との密接なコミュニケーション、つまり『おもてなし』も可能となります。

最後に

日本ではまだ浸透性の低いPayPalですがCardbeat社の調査によればアメリカでは既に消費者の76%の人がPayPalアカウントを開設及び所有しているためPayPal Beaconも普及する可能性は高いと考えられます。

今はアメリカ、オーストラリアでテスト開発していますがイギリス、カナダ、フランス、ドイツでもテスト開始が予定されているため多くの国にPayPal Beaconが採用される見込みです。

これまで非接触決済サービスは次世代規格であるNFCが主流になると言われてきましたが、Bluetooth決済サービスがその座を奪ってしまうかもしれません。

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