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Bluetooth LEを使用した『Bluetooth決済』とは 

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Bluetooth LE版を使用した決済方法『Bluetooth決済』についてまとめてみた

スマフォに搭載されているBluetooth通信、これを使用することで従来の決済にはできなかったことが可能となるBluetooth決済が存在します。このLE版、そして決済方法についてまとめてみました。

Bluetoothについて

Bluetoothとはデジタル機器用の近距離無線通信のひとつでパソコンや携帯、周辺機器などをワイヤレスで接続し音声やデータのやり取りを行います。

赤外線と同じ無線通信ですが大きな違いは通信距離が10m以内であれば障害物があっても通信可能な点です。

WiFi製品に比べて陰が薄かったBluetoothでしたが新規格Bluetooth 4.0(Bluetooth LE)版の登場により大きな変革が挙りました。

4.0(LE)版は今までとどう違うのか

今までの3.0版は最大通信速度が24Mbpsと非常に早いためHS(Hight Speed)版と呼ばれていました。

一方の4.0版は通信速度が1Mbpsとかなり遅くはなりましたが別名のLELow Energy)の通り省電力に特化しており、ボタン電池1つで2年持つとまで言われています。

そのままでは互換性はないため同じBluetoothLEを持つ物としか接続はできませんが(シングルモード)、Bluetooth2.1、3.0を組み込んだデュアルモードを実装できるため、そうすれば旧来の3.0以前の機能と省電力機能が搭載可能になります。

今までのBluetoothは通信を保持するため常時電波を発信していましたがBluetoothLEは通信速度を抑え、通信完了後には「待ち受け」状態にする間接的な接続に変更することでこの省電力が可能となりました。スマフォなどの携帯端末では省電力はかなり重要な位置となるためiPhone4s以降、iPad第3世代以降、iPod第5世代以降そしてAndroid4.3以降の端末がBluetoothLE版を既に搭載しています。

この間接接続を利用して以下のようなアプリが開発されています。

  • 専用タグを貴重品に付けることで落とした時に位置を表示させ紛失物を発見できるアプリ
  • パソコンに近づくと自動でログインされ、離れるとロックするセキュリティカード
  • 登録してある店に近づくとクーポンを発行して表示させ店に誘導するアプリ

決済にも利用可能

BTPay200

このBluetoothLEを活用すれば決済にも利用できます。現金、クレジットカードが不要なのはもちろんですが、宅配やバイク便などといった店以外での支払い時にも使用できます。既に株式会社アイディテックジャパンから「BTPay200」というBluetooth対応決済端末も販売されています。

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(画像引用元:BTPay 200 – ID Tech

店での支払いでもGPS、WiFiを介せずまた電波が悪い場所でも使用可能です。ユーザーもバッテリー消費を気にしなくて決済できるのも良さのひとつです。

iBeacon

このBluetooth決済とEstimote社が開発した「beacon」を使用してApple社はハンズフリーで決済を可能にできるシステム「iBeacon」を開発しました。

iBeaconはiOS7から提供されているため使用するにはiOS7が導入されたiPhone4s、iPad第3世代、iPad mini、iPod第5世代、Android4.3以降のものが前提として必要となります。

店の付近に近づいた時にデバイスからクーポンを配信することによって客を店内へ誘導します。またクレジットカード情報を事前に登録しておくことによりレジを介すことなく購入可能ができます。

iBeaconにより客が店内のどの部分の棚を見たのかが把握できるようになりました。これはGPSや基地局による位置情報では狭いため得ることができなかったことです。この情報から顧客が求める商品や人気商品を割り出すことができます。

(以下は実際にibeaconを使用した時の客の流れです。クーポンを入手したことによって入店され、どの商品棚を見たのかが表示されます。また購入する場合登録していれば退店時に決済が済まされます。)

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(画像引用元:Estimote Beacons – Retail Applications

まとめ

BluetoothLEとは通信後に「待ち受け」状態になる微弱通信によって従来の3.0版の最大60%電力を削減できる省電力が可能となりました。

この通信方法を使用したBluetooth決済は

  • 今までできなかった店外での現金、クレジットカードを使用しない決済
  • クーポン発行による客引き
  • どの商品の棚を見ていたのかなどといった細かい顧客データの回収

などがBluetooth対応デバイスを使用することで可能となった決済のことです。

今後Bluetooth決済が普及していくと財布を使用することなく、またレジを介さずに商品を購入することが増えていき買い物がスムーズになっていくと考えられます。

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