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Facebookが買収したWhat’sAppについて、データを集めてみた

Facebookは2月19日、メッセンジャーアプリの「What’sApp」の買収を発表しました。買収金額は約160億ドル(約1兆6000億円)で、その内訳は現金が40億ドル、Facebookの株式が120億ドルとなっています。さらに、創業者(Brian Acton氏とUkrainian Jan Koum氏)と従業員には30億ドルのRestricted tock unitsが与えられます。

ちなみにRestricted Stock Unitsは株を数年に分けてもらえる権利のことです。

What’sAppは世界最大級のメッセンジャーアプリで、Facebookからティーンエージャーを奪っていった犯人のひとりとも呼ばれています(他にもSnapChatやTumblrなどがある)。今回は、このWhat’sAppのデータについて集めてみました。

What’sApp Statistic

  • 月間アクティブユーザーは4億5000万人以上(Facebook Newsroom)
  • 月間アクティブユーザーのうち、70%は日常的に活用している(同上)
  • What’sAppのメッセージ量は、全世界で利用されるSMSの量に近付いている(同上)
  • 毎日100万人以上が新規登録を行っている(同上)
  • What’sAppは毎日160億のメッセージと5億の写真が送信されており、320億のメッセージが受信されている(Forbes)
  • What’sAppがローンチされたのは2009年(Wikipedia)
  • 2013年11月には月間アクティブユーザーが3億5000万人(The Verge)で、2014年2月までの3ヶ月の間に1億人増加したことになる
  • 月間アクティブユーザーが4億人になったのは2013年12月(What’sApp Blog)
  • What’sAppのアクティブユーザーが4億人を超えるのに要した時間は4年で、同じ4年でSkypeは5200万人、Twitterは5400万人、Gmailは1億2300万人、Facebookは1億5200万人だった(Business Insider)
  • スペインでは11-14歳の子どもの76%が親のスマートフォンを使ってWhat’sAppを使っている。ちなみにWhat’sAppは16歳未満の利用を禁止している(kids and teens online)
  • 16-24歳は37%、25-34歳では39%がメインのメッセンジャーアプリとして利用し、Facebook Messengerと肉薄している(On Device Research / SlideShare)
  • ブラジル、インドネシアなど、いくつかの国では最も利用されるメッセンジャーアプリとなっている(同上)
  • FacebookはInstagramを10億ドルで買収しており、What’sAppは実にその19倍で買収されている(TechCrunch)
  • 現在、iOSAndroidBlackBerryNokia SymbianNokia S40Windows Phoneで利用することができる(WhatsApp)

最後に

What’sAppは初年度無料で、2年目から年間0.99ドルという有料アプリとなっています。この課金スタイルにFacebookがメスを加えるのかという点に、密かな注目が集まっています。また、Facebookの収益の大部分は広告からもたらされていますが、What’sAppの創業者は広告を入れたくないとブログに書いています。Facebookの収益モデルと異なってきますので、こちらの対応にも注目です。

What’sAppから目が離せない日は、しばらく続きそうですね。

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