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Facebookのニュースフィードアルゴリズム記事をまとめてみた

昨年からFacebookはニュースフィードに表示する記事を決定するアルゴリズムについての情報を「News Feed FYI」というコーナーで公開するようになりました。

その回数は2014年3月末で6回、ハイベロシティのブログでも、できるだけわかりやすい形で皆さんへ届けようと努力しています。明日から新年度が始まるということで、それらの記事をまとめてみました。また、そのアルゴリズムに関する分析をEdgeRank Checkerの記事を中心として翻訳していますので、あわせて参考にしてみてください。

News Feed FYI

第1回「過去の未読投稿を効果的に表示するアルゴリズム」

1回目に発表された内容は、「Story Bumping」と「Last Actor」と呼ばれるものです。

  • Story Bumping : 投稿に対する反応が良い場合、古い未読投稿がニュースフィードに表示されやすくなる。
  • Last Actor : 直近50件の友達とのやり取りがニュースフィードに反映される。

Facebookがアルゴリズムを利用する理由なども書かれているので、ぜひ読んでみてください。

第2回「コンテンツの質を重視へ」

2回目の連載ではアルゴリズムに機械学習システムを組み込み、コンテンツの質を重視すると述べました。その中で、「質が良いコンテンツ」を投稿するための4項目に触れられています。

  • タイムリーで関連性のある投稿をする
  • 信頼性の高い投稿を行う
  • 「これは友達にシェアしたくなるコンテンツだろうか?」と自問する
  • 「私のファンがニュースフィードで読みたいコンテンツだろうか?」と自問する

皆さんの投稿は、これらの項目をクリア出来ているでしょうか?

Facebookは、質の低いコンテンツに「ミームコンテンツ」が該当するとして、今後多くのNews Feed FYIで指摘することになります。日本語でミームコンテンツと言うと分かりにくいですが、「ネットで流行ったネタを改変したもの」というようなニュアンスです。これについてまとめたものがありますので、ご参考ください。

第2.5回「リンク付き投稿の画像表示が大きくなるアップデート」

アルゴリズムアップデートではありませんが、投稿における画像はトラフィックの増加に大きく寄与する要素で、これに対応するとしないとでは3倍サイズが違います。必ずチェックしておきましょう。

EdgeRank Checkerの調査によれば、このアップデートに対応したとき、クリックが69%増加するようです。メディアを運用していたりブログを投稿していて対応していないなら、設定を見直してみることをオススメします。

第3回「プロモーテッド・ポストにユーザーフィードバックを反映」

ここまでのアルゴリズムアップデートは広告ではない「オーガニック投稿」に適用されていましたが、3回目で広告にもメスが入りました。ユーザーが広告に対して行うポジティブ・ネガティブフィードバックにより、ニュースフィードへの表示されやすさが変わります。

  • ポジティブフィードバック : いいね!、コメント、シェアなど
  • ネガティブフィードバック : 記事を非表示にする、スパム報告をする、いいね!を外すなど

同じ業界の広告に対してポジティブフィードバックを返しやすい人には同じ業界の広告が表示されやすく、ネガティブフィードバックを返しやすい人には同じ業界の広告が表示されにくくなります。

第4回「ユーザーの好むリンクをより多く表示する」

Facebookの調査によれば、時事ネタやスポーツチームの話題を好む傾向にあります。これはFacebookの言う「質の高いコンテンツ」に当てはまっており、個人に最適なニュースフィードを作ろうという思想を満たすため、こうした投稿を表示しやすくするアップデートを行いました。

また、この他にも「関連記事の表示」と「コメントストーリー」というアップデートを行っています。

  • 関連記事の表示 : ニュースフィード内にある記事をクリックしたときに関連性のある記事を提示する機能で、大手のメディアに適用されている。
  • コメントストーリー : 友達がコメントした投稿を上に表示する機能。

コメントをもらうのは容易ではないですが、投稿内で呼びかけるなどして、少しでももらえる努力をしておきたいですね。

このアップデートの後、多くのページがリーチを大きく落としてしまいました。EdgeRank Checkerの調査によれば、21%もの下落だったようです。その理由と対策が書かれていますので、ぜひご一読ください。

第5回「友達の投稿を増やして、ページのテキスト投稿を少なくする」

テキスト投稿を近況の更新と呼びますが、これは反応が少ない一方でリーチを得やすい投稿タイプでした。それはもう過去のものとなり、リンク付きや画像付き投稿と同じように、リーチしにくいものとなりました。これはページに対して適用され、友達のテキスト投稿は増加すると述べられています。

また、同時にページの投稿でもリンク付き投稿はユーザーが望むようなものであれば表示されやすくなるとされています。

例によってEdgeRank Checkerの調査では、このアップデートによってテキスト投稿のリーチは40%低下しています。また、多くのページが今までのアップデート同様リーチを落としつつも、一部のページは現状維持・増加となっており、その理由を考察していますので、必見の記事です。

第6回「他のFacebookページをタグ付けすると、そのページのファンにリーチするように」

ユーザーや他のページへのリプライ機能をタグ付けと言いますが、タグ付けを行うことで、そのページのファンへリーチするようになるアップデートが行われました。両方のページへのファンに届きやすくなりますが、ユーザーが興味を持ちやすいであろうページへタグ付けを行わないと効果は得られないようです。

最後に

長くなりましたが、最も重要なことはFacebookページの運用に戦略を持つことです。「自分達のファンはどんな人がなるのだろうか?」「何を求めていいねを押したのだろうか?」こうした想定を行って、ファンに最適な戦略を作りましょう。

その際の参考には、こちらの記事をお使いください。

届けたい人に、届くFacebook運用を目指しましょう!

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