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自社、botなどのアクセスをGoogle Analyticsで省く方法

Google Analyticsはウェブサイトへのアクセスを取得し、取得したデータを閲覧できます。このデータは、ウェブサイトに訪れたほぼ全てのアクセスを表示しているので、ある意味では正確なものと言えます。

ウェブサイトには様々なアクセスがあります。検索エンジンからアクセスした人、URLを直接入力してアクセスした人、ソーシャルメディアにフィードされたURLからアクセスした人などは一般的なものですが、中にはウェブサイト管理のためにアクセスしたものや、bot、クローラーなどのアクセスも含まれているのです。

ウェブサイトの管理は自分達のアクセスであり、サイトのパフォーマンスを計測する上で相応しいものとは言えません。またbotとクローラーも同様で人のアクセスではないため、省くのが適切でしょう。

今回は、Google Analyticsのビューから、不要なアクセスを省く方法をご紹介します。

ウェブサイト管理のアクセスを反映させない方法

この方法には2種類あります。ウェブサイト管理を自分一人で行っている場合と、社内のIPアドレスを一括で除外する方法です。

1. 自分1人で行っている場合

自分ひとりで行っている場合は、Google Analyticsの読み込みから除外してくれるアドオンを利用しましょう。

このアドオンを使うと自分のアクセスがGoogle Analyticsのトラッキングから排除されます。なお、自サイトだけではなく、他サイトにアクセスした際もトラッキングされなくなります。

2. IPアドレスで除外する

こちらは、Google Analyticsの[アナリティクス設定]から開きます。

google-analytics-ignore-ip

[ビュー]にある[フィルタ]を選択します。

google-analytics-view-filter

新しいフィルタから、IPアドレスを弾くフィルタを作成します。

google-analytics-new-filter

フィルタ名には、IPアドレスを除外するフィルタであることを分かりやすく示しておきましょう。フィルタの種類項目から、「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」を選択し、自社のIPアドレスを入力して保存します。

google-analytics-add-new-filter

フィルタの画面にフィルタ名へ入力したものが表示されていれば完了です。

bot、クローラーのアクセスを排除する方法

botやクローラーのアクセスをデータから省くにはフィルタを使う必要がありましたが、7月30日にボタンひとつで対応できるようになったことを発表しました。

先ほどの[アナリティクス設定]から、[ビュー] > [ビュー設定]を開きます。項目の中にある「ロボットのフィルタリング」にチェック入れて保存を押せば完了です。

google-analytics-remove-bot-crawler

サイトの全体的な数値は確かに減ってしまいます。特にbotはインターネット上のトラフィックの54%を占めるとも言われています。しかし、ウェブ解析は確実なデータに基いて行われる必要があります。本物の人間からどのくらいのアクセスがあったか、正確に把握しておきましょう。

その上で、上記2つの設定は必須と言えます。みなさんも試してみてくださいね!

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