概要
ランディング・ページや行動喚起をウェブサイトに追加したところで、今度はドアからやって来たリードに種をまき始めるべきです。HubSpot Contacts (連絡先) ツールを通じて、リードがサイト上でどこにいたのか、どのフォームに記入したかなどを特定できます。短く言えば、たとえ彼らがフォーム送信内で明示的に語らなくとも、何に興味があるのかが分かります。HubSpot のマーケティング・チームは、連絡先ツールを使って各ライフサイクル段階で連絡先を調べてマーケティング用のペルソナを洗練しています。マーケティング用のペルソナを HubSpot アカウント内に作る方法を知るには、このガイドに従ってください。
- 以下の事を行いたい場合は Contacts (連絡先) アプリケーションを使います:
- 連絡先フォームのデータや、どのランディング・ページで彼らのコンバージョンが起こったかを見たい
- 各連絡先の人がサイトのどのページに訪問したかに関するインテリジェンスを収集したい
- 各連絡先の人がどのようにしてウェブサイトを発見したのかを知りたい
- 各連絡先の人があなたのどのメールを開封、クリック、無視したのかを知りたい
- この情報は営業チームを強化し、クローズの可能性がはるかに高いコールを実施するでしょう。
1. Contacts ツールに行く
「Contacts」 >「Contacts Home (連絡先ホーム)」のところに Contact ツールを見つけることができます。
2. 最近の連絡先をレビュー
リストのトップで最近追加した連絡先をレビューできます。検索フィールドで名前、会社、メールアドレスなどを入れて特定の連絡先を検索してください。
リストのドロップダウンによるフィルターを使って、あなたの静的 (Static) またはスマート (Smart) なリストのどちらからでも素早く最新の連絡先を閲覧できます。
3. 特定のリード用のより詳細な情報を見る
各リードに関する詳細な情報を見るには、連絡先の名前をクリックしてください。
4. 概要を使って連絡先の人とあなたのインタラクションを見る
Timeline (タイムライン) とあなたの Starred properties (星マークの付いたプロパティ) をフィーチャーする Overview (概要) ページは、あなたのビジネスと連絡先の人々の間の最初の接触ポイントから、彼らが今いるところまで、連絡先の人の辿った旅に関する単一のビューを提供します。Overview は、連絡先の人と最初に接触してから経った時間、これまでに連絡先の人があなたとインタラクションをした時間の合計、連絡先の人の現在のライフサイクルのステージなどを示します。
Timeline は、タイムライン設定場所のチェックボックスを使って特定のタイプのインタラクションを表示や非表示にするフィルターを可能にします。マーケティング担当者は、連絡先の人がファネル内をどのように移動するのかを知りたい場合は、Lifecycle Stage changes (ライフサイクルのステージ変化) のみをフィルター表示して CRM と履歴を同期するのがよいかもしれません。営業担当者は、どの連絡先の人がこちらのビジネスに興味を持っているのかを知りたい場合には、ページビューやフォーム送信のみをフィルター表示するのがよいかもしれません。
一つのインタラクションを見るためには、「Show All Interactions (全てのインタラクションの表示)」ドロップダウンを使って単一のインタラクション・タイプをお選びください。
以下のような色々なインタラクション・タイプがあります:
- ライフサイクルの変化 – 連絡先の人のライフサイクル・ステージの変化の履歴。
- ウェブサイト訪問 – 連絡先の人が訪問したページの履歴。ページタイトル上でクリックして実際のページを見ることができます。
- メール – あなたが連絡先の人に送ったメールの履歴。各メールに関するアナリティクスがタイムライン内に表示されています。
- メンバシップのリスト – 連絡先の人がメンバーであったアカウント内の静的 (Static) やスマート (Smart) なリストの履歴。
- フォーム送信 – 連絡先の人が送信したフォームの履歴。タイムライン・ビュー内でのフォーム送信の詳細を表示して、彼らがフォームの質問にどう回答したのかを見ることができます。
- オートメーションのイベント – 連絡先の人が活動的であったワークフローの履歴。
- イベント (HubSpot エンタープライズ・アカウントのみ) – 連絡先の人が完了したイベントの履歴。
- Salesforce 同期 (Salesforce integrated (統合) アカウントのみ) – Salesforce の更新と同期に基づいたプロパティ変化の履歴。
5. 連絡先のソースを見る
連絡先のソースは「First Touch (最初の接触)」セクション内で「Overview」ページのトップで見ることができます。これは連絡先の人が最初にどのようにしてあなたのビジネスを見つけたかを知らせるものです。
6. 連絡先のプロパティを更新
「Properties」リンクを「Contact Details (連絡先詳細)」サイドメニューからクリック。
更新したいプロパティまたはプロパティ値を検索、更新したいプロパティを見つけるために検索を利用してください。
連絡先プロパティ用に値を編集または追加するための入力をクリック。
変更を保存青のチェックマークまたは「Save all changes (全ての変更を保存)」をクリックしてプロパティ値の更新を完了してください。
7. 連絡先プロパティに星マークを付ける
連絡先プロパティに星マークを付けたものは「Overview」ページで見えるようになり、特定の対象に関する調査を全てのプロパティをクリックする必要なしに素早く行うことができます。プロパティに星マークを付けるには、「Properties」画面で横の星アイコンをクリックするだけです。「Overview」ページまたは「Properties」ページから再びアイコンをクリックすることにより、プロパティの星マークは解除できます。
8. ワークフローへの連絡先の登録
「Workflow Enrollments Contact Detail page (ワークフロー登録と連絡先詳細のページ)」を使って、連絡先が現在登録されているワークフローを見たり、新たなワークフローに登録することができます。そこに行くためには、「Contact Details (連絡先詳細)」サイドメニュー内の「Workflow Enrollments (ワークフロー登録)」リンクをクリックしてください。
そこでドロップダウンからワークフローを選択し、連絡先をそのワークフローに登録します。
9. 連絡先への働きかけ
「Contact Actions (連絡先のアクション)」トップメニューから、Static List (静的リスト) に連絡先を追加したり、連絡先へのメールを解除したり、顧客となった連絡先をクローズしたり、連絡先を削除することができます。
Static List に連絡先グループを追加することは、メールのマーケティング攻勢のリストを作るための簡単な手段です。Static List へのメンバーシップは Smart List (スマートリスト) 作成時の指標としても使うことができます。Smart List の作成方法を知るにはこのガイドに従ってください。
連絡先の人がマーケティング・チームからメールしてほしくない、またはあなたからのあらゆるメール受信を受け取りたくないことが分かっていれば、メール対象から連絡先を解除することにより、その連絡先は HubSpot 経由であなたから送られるメールの受信対象から永久的に除外されます。これは取り消しができません。
削除された連絡先は HubSpot UI 内で表示されなくなり、支払請求可能な連絡先として数えられなくなります。アカウント内に持つ支払請求可能な連絡先の数は、この使用マニュアルに従って得ることができます。
Salesforce integrated (統合) のお客様は、このメニューから連絡先を手動で Salesforce と再同期するオプションもあります。
10. 連絡先をさらに調査
「Contact Research (連絡先調査)」サイドメニュー内の「Search in Google (Google 内で検索)」リンクを使って連絡先のGoogle検索を始めることができます。これは、連絡先のプロパティ値のいくつかを再チェックし、連絡先の全体的なウェブでの存在感に関する大まかに把握するための手っ取り早い方法です。HubSpotのSalesforce integrated (統合) のお客様は、リンクをクリックすれば連絡先にマッチする Salesforce のレコードを見ることもできます。