iOS6の新機能として登場したPassbook。 よく分からない方のために利用方法などをまとめてみた。

iPhone5購入から約1週間が立ち、相変わらず使い勝手の素晴らしさに魅了されている針北です。iPhone5もさることながら、iOS6のPassbookも今後とても素晴らしいプロダクトになっていくのではないか?と予測しております。

今回は、そんなPassbookの利方法などについてご紹介をさせていただきます。

そもそもPassbookとは?

もうすでに様々なニュースメディアで取り上げられているので、あえて説明するのもなんですが、一応Appleの公式ページに書かれてる内容を引用させて頂きます。

Passbookを使えば、あなたのiPhoneやiPod touchをスキャンするだけで空港でチェックインしたり、映画館に入ったり、クーポンを使うことができます。クーポンの有効期限やコンサートの座席のチェックもできるうえ、カフェのカードの残高(極めて重要です)も確認できます。

ようするに、「紙やカードが要らなくなって、iPhoneさえ持っていればOKだよ」という世界を作ろうとしている感じですね。財布にごちゃごちゃに入ったポイントカードやクーポン、そんなのはPassbookで管理しようぜという感じでしょうか。

その他にも、イベントや交通機関でも力を発揮してくれそうなPassbook。早く使ってみたいです。しかし、実際にPassbookが利用できるサービスはまだ少なく、先ほど言った世界が実現されるには、もう少し時間がかかりそうです。

次に、現段階ですでにサービスを提供している、「PassBank」を例にして、この新しいサービスの使い方を見てみます。

PassBankでクーポンを探す

PassBankは、Passbookに対応しているクーポンを手に入れることができるWebサービスです。まずはiOS6の端末でこちらにアクセスしてみてください。


※ 「PassBank」トップページ

手順はいたってシンプルで、まずは「Passを取得!」をクリックしてみて下さい。
すると、クーポン表示されます。そのまま店頭で見せればサービスを受けることができるのですが、後で利用したい場合には、右上の「追加」ボタンにてクーポンをPassbookに保存することができます。


※ Passを取得する画面


※ クーポン画面

Passbookにはこのような形で、さまざまなクーポンやポイントカード情報、映画のチケットなどを保存して、利用できるサービスなんです。便利!

その他に、現在Passbookに対応しているサービスは
+ ぐるなび
+ ホットペッパー
+ GROUPON
+ ANA(10月1日〜)
+ TSUTAYA
です。

今後どのようになっていく?

今、ご紹介させていただいたのはあくまでPassbookの一部。

Passbookでは紹介させていただいた機能の他に、GPS情報を利用して「店舗の近くに来たら、ショップカードを表示」したり、「映画の予約をしておくと、近い時間になったら勝手に表示してくれる」機能なども提供されていくみたいです。

例えば、GPS情報でどこかのお店に着いたら、お店の会員証がiPhoneのロック画面に表示され、そのまま会員証を使う・・・といったようなことが可能性として考えられます。

航空券の例で考えると、飛行機の時間変更などもリアルタイムでアップデートしてくれるみたいです。

続々と、さまざまな企業で対応していくと思われるPassbook。どんな世の中になるのかを想像するだけで、僕はワクワクします!利用者視点で書かせていただきましたが、もちろんビジネス的にもとても注目していきたいです。今後の企業の動向が、本当に気なります…

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