今、注目の2大ECサイトとは—。

ネット上にお店を出してみたいけど、技術もお金もないし、なんだか難しそう・・・。と考えている方に今注目のECサイトをご紹介します!

ECサイトとは—。

ECサイトは、電子商取引とも言い、インターネット上で商品やサービスを販売することができるWeb サイトのことです。Webページ内の商品紹介ページを見て、購入希望の商品を選択し、決済方法を選択後、個人情報などを送信すると購入することができます。

現在可能な決済方法としては以下のものがあげられます。

  • 代金引換
  • 銀行振込
  • クレジットカード決済
  • 電子マネー

また、ECサイトは大きく3つの特徴に分かれています。私たちが日常的によく利用するものとしては、2つめや3つめの取引が多いでしょう。

  1. 「B to B」企業同士の取引
  2. 「B to C」企業と消費者間の取引
  3. 「C to C」消費者同士の取引

今回は、3つめの「C to C」消費者同士の取引についてのECサイトを紹介していきます。消費者同士の取引といえば、オークションなどが代表的です。しかし、2012年から2013年にかけて、ネット初心者でも低コストでECサイトが作れるサービスが展開し始めました。今回は、「STORES.jp」「BASE」という2つの人気ECサイトについて紹介していきます。

「STORES.jp」と「BASE」について

STORES.jp

2012年8月からサービスを開始し、わずか5ヶ月ほどで1万3000店舗と急激な増加をみせています。また、2013年3月時点では、2万5000店舗にも増加、その中の10%にあたる2500店舗が有料プランに加入しています。基本的なサービスは無料で提供し、特別なサービスや機能を利用する場合は、課金するビジネスシステムで運営しています。

  • 2012年8月 サービス開始
  • 2013年1月 1万3000店舗
  • 2013年3月 2万5000店舗(内2500店舗が有料プラン)

サイトには、ユーザーに対して「STORES.jp」を始める際の簡単な手順が動画でアップされています。

また、「STORES.jp」では「プロカメラマンによる商品撮影サービス」を無料で利用することができます。写真が苦手なユーザーに重宝されるでしょう。ネットショップでは、販売アイテムの写真のクオリティや見せ方などで購買率が何倍にもあがるので、大事な部分といえるでしょう。

BASE

2012年11月にサービスを開始し、わずか1ヶ月で1万店舗に達しました。ネット上の無料サービスから収益をあげるマネタイズ方法を実施しておらず、基本的にすべてのサービスを無料で提供しているのが特徴です。今後、他社のような課金システムを展開するかもしれませんが、現在は登録店舗数を拡大している模様です。

サイトには、ユーザーに対して「BASE」を始め、オンラインショップを開く自分をイメージしやすい動画がアップされています。

また、「BASE」では「BASE U」というネットショップオーナーのための相談窓口が充実しています。「BASE U 無料セミナー」では、ネットショップを開設したが売上げや集客などネットショップオーナーならではの悩みを解決してくれます。現地へ赴く参加型なので、ワークショップや質疑応答の時間も設けられ、他のネットショップオーナーとも知り合うことができるので、有意義な時間が過ごせるかもしれません。

「STORES.jp」と「BASE」の比較

「STORES.jp」「BASE」について表を使って比較していきます。

「BASE」は、アイテム公開数が無制限なので、アイテムをたくさん売りたい人や初心者の方におすすめかもしれません。「STORES.jp」は、アイテムが5つしか公開できません。しかし、月額980円のプレミアムメンバーに加入すれば、アイテムが無制限に公開できます。さらにアクセス解析やマーケティング支援サービスも受けることができるので、ネットショップをがっつりやりたい方におすすめです。

また、「STORES.jp」と「BASE」の共通点として、サイトTOPの作りが似ており、ナチュラルであたたかみのあるデザインなので、多くの年齢層の方に好印象を与えます。紹介ビデオも50秒程度なので、手軽に見ることができます。2つのサイトでは、似ている部分もありますが、ビデオの内容が全く違うのが特徴的だと感じました。

  • 「STORES.jp」 サイトを始める手順をSTEP1,2,3で簡単に紹介している
  • 「BASE」 ネットショップを開く自分をイメージしやすい動画になっている

最後に

2つのECサイトについて紹介してきましたが、オークションとは違いネット初心者の方でも手軽に始められるので、これからユーザーが増えていくと考えられます。フリマアプリのように商品を売るだけではなく、ECサイトでは自分のネットショップのデザインやロゴマークを作ることができるので、自分のブランドを持つことができたりと洗練された商品展開ができるでしょう。

ネットショップでは既存の洋服やアクセサリーを販売するだけではなく、写真や絵などオリジナル商品を制作し、販売することができるのが大きな魅力の1つです。街では売っていない商品をみつけるのも楽しいかもしれません。また、海外へ行った際に現地の商品を購入し、自分のネットショップで販売する直輸入の方法もあります。

様々なオリジナル商品や海外の商品を見ることで自分の視野や生活を広げることができます。新しい趣味として、手始めにいらないものなどを売ってみるのも良い機会かもしれません。商品登録などの設定をして、30分程度で販売が可能です。ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

  • f
  • t
  • p
  • h
  • l
  • n