PayPal、今年5月から日本で新しいモバイルSDK提供と発表

PayPalは2月20日、新しいモバイルSDKの提供開始を発表しました。新しいSDKは2月24日から世界中で順次提供が始まり、日本でも5月以降に提供開始が予定されています。

このSDKを利用することで、モバイルアプリ上でPayPal決済を簡単に実現できるようになります。世界中での提供開始に先駆けて、アメリカでは2013年11月から配車アプリの「Uber」で利用されていました。

PayPalがあげるSDKの特徴は3つあります。

  • 利用者がPayPalアカウントを登録して、支払いの事前承認を行うことで、支払いを行うたびに必要だったログインが不要になる
  • PayPalアカウントで支払いを行う際に、ウェブページに移動することなく、アプリ内で支払うことができる
  • シームレスに統合されたクレジットカード支払いとPayPal支払いの両方が提供できるようになる(※PayPal Proが利用できる国に限る、日本は非対応)

これまでPayPalを利用したアプリ内での決済はウェブページに移動し、そのたびにログインを行わなければできませんでした。今回の新しいSDKは、その点の改善を図っていますね。コンバージョンレートの上昇に、一役買いそうです。

ドキュメントの公開とダウンロードはPayPal Developerで行われます。気になる方はブックマークに入れておきましょう!

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