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HubSpotのライターが教える、毎日ブログを書き続けるために行っていること

ブログを書き慣れた人にとって、ブログを毎日書き続けるということは、それほど苦ではありません。

イケダハヤト氏が言っていますが、ブログを書くための筋肉というのは存在するのだと、私も思います。この筋肉は書けば書くほど強化されていくので、始めのうちは書くことを難しい作業だと考えると思います。そして、少し強化されてきて「いい感じ!」となっても、ひょんなことから「中々書けない」となってしまうこともあります。

今回は、HubSpotでライターとして活躍するGinny Soskey氏が書いたブログ「How to Write a Blog Post Every Single Day(ブログを毎日書き続けるために行っていること)」を参考に、書き続けるためのノウハウを学んでみましょう。

1. Trelloにアイデアを書き出す

Trelloというサービスをご存知でしょうか。プロジェクトごとにTo-Doリストを作成できるサービスで、かつ、チームでそのリストを共有することもできます。HubSpotのライティングチームでブレインストーミングを行ったあとに、このリストに書き出し、アイデアを反復することで磨きをかけているとSoskey氏は語っています。

Trelloの使い方はCasley Consultingさんのブログが詳しいので、こちらを参考にしてください。

2. ノートパソコンのバッテリーとバトル!

何かしらの時間制限を設けることで、集中しやすくなります。HubSpotのCorey Eridon氏が記したブログの書き方のヒントには、ノートパソコンの電源を外してバッテリーが切れるまでに書き上げると書かれており、Soskey氏はそれを見てマネてみたら効果があった、と述べています。

3. 1人の環境を作り上げる

オフィスで働いていると、なかなか1人の環境を作るというのは難しいものです。仮に1人の場所を作ったとしても、インターネットを通じてSNSやメールといった連絡が来ることで、デジタル的には1人にはなれません。

オフィスで擬似的な1人の環境を作る方法として、以下の様な方法をあげています。

  • 空いている会議室をジャックする
  • 自席でヘッドフォンを付けて、メールやSNSからの連絡を放置する

音楽を聞きながら集中できないという人には、イヤーマフがオススメです。メールやSNSなどのサイトを見られなくするAnti-Socialも併用してみるとよいでしょう。

4. 環境をリフレッシュする

HubSpotのKarlan Baumann氏が行っている方法です。ブログを書くというのは、普段のメール作成といった業務とは違った思考が必要となるため、場所を変えることで効果的に行えるといいます。例えば、午前をメール返信で取られたとすれば、午後は喫茶店へ行ってブログを書くというのが有効です。もちろん、午前中に喫茶店でメールを返し、午後はオフィスに戻ってブログを書くというのもよいのですが、大事なことは毎日のタスクとは心の持ちようを変えられる環境に身を置くことです。

5. 音楽を聴く

音楽を聴きながら仕事をするということについて、良い効果・悪い効果があるという両方の研究結果がありますが、Soskey氏は音楽を聴きながらブログを書くことで、気合が入って効率が上がっていると言っています。その際には歌詞があるものではなく、静かなクラシックを流しているのだそうです。人は、人の声に集中してしまうので、歌詞が入った曲を聴いていると、人の声に集中してしまって、作業効率が下がってしまうこともあるので、聴くとすればノーボーカルの曲がよいのでしょう。

Jangoのような無料のオンラインラジオサービスを使うと、予めジャンルを指定しておけば、あとはそのジャンルに沿った曲を流してくれますので、操作する手間もかかりません。

6. リラックスできるようにする

集中して着手したいときに椅子の高さが合わないとか、肘の置き場がないというような、妨げになる要素を極力排してリラックスできる環境で書くようにしましょう。これは若干4. の要素と被っていますね。

ちなみにSoskey氏は大学時代のくせで、足を伸ばして膝の上にノートパソコンを載せて書いているのだとか。

7. 部分的に書く

基本的にブログは一気に書き上げますが、時間が無いときは一気に書き上げようとするよりも、むしろ部分的に書いていく方が効率的な場合もあります。例えば15分後にミーティングがあるけど、それまでに書き上げられるという人はなかなかいないのではないでしょうか。しかし、その15分で1/5を書き上げて、次の15分で1/5を書いて――という風に積み上げていけば1時間15分で完成します。

また、時間制限があると無いとでは、作業の効率も大きく変わります。

8. 書く時間を固定する

Googleカレンダーなど他の人と共有できるスケジュール表に、「ブログのライティング」という予定を入れて、他の予定が入らないようにしましょう。毎日(もしくは毎週)、同じ日時に入れておくと同僚も認識しやすくなるので、その時間を避けて予定を入れてくれるようになります。

9. 思考をまとめる

ブログを書くときには、考えをまとめる必要があります。考えをまとめる方法はそれぞれで、話しながらだとまとめやすいという人もいれば、手書きしてみるとまとめやすいという人もいるでしょう。Soskey氏は話しながらだとまとめやすいようで、同僚やレコーダーに向かって話しているそうです。このときにEvernoteを使うと、喋りながら文字に変換してくれるので、ブログ化しやすくなります。

10. スランプに陥ったら他のスタッフと話してみる

どんなに考えても書けなくなってしまう、いわゆるスランプは、誰にでも起こりえます。HubSpotでライターとして活躍数Soskey氏すらそうなるのですから、おかしなことではありません。

こんなときは他の従業員、特に事業部の枠を超えて話してみると発想が得やすいとしています。例えば、こんなものがあります。

  • 事業部が困っていることを調べてブログ化する
  • 最近、顧客から寄せられる疑問について解答する記事を書く

あなたと事業部の仲を親しくするのにも役立つので、スランプになったら積極的に話を聞きに行ってみましょう!

11. 日々利用するものをブックマークバーに入れる

メールサービスや情報収集のためのRSS、Trelloといった各サービスへすぐアクセスできる環境にすることで、作業の効率化を図れます。最も簡単な方法はブックマークバーに入れておくことです。

ちなみに私のオススメは、以下の通りです。

  • Googleの各種サービス(Chromeであれば「アプリ」でまとめられている)
  • Google Analytics
  • Webmaster Tool
  • SNS(Twitter, Facebook, Google+ etc…)
  • RSS(Feedly)
  • ソーシャルブックマーク(Kippt, はてなブックマーク)
  • Creative CommonsやPublic Domainの画像検索サイト(flickr, Pixabay etc…)
  • YouTube
  • オンラインラジオ(Grooveshark, Jango, Sound 39)
  • オンラインTo-Doリスト(Trello, Google Keep)

最後に

インバウンドマーケティングの最前線を行くHubSpotのライターが実践している、ということで非常に参考になりました。特に時間制限を設けてメリハリを付けるというのはとても重要で、だらだら書くよりも一気に書き上げた方が“熱の入った”ブログになりますので、時間を決めて書くというのはオススメです。

毎日書き続けるための習慣を身につけましょう!

(Photo: Blog by Dimitar Nikolov)

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