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ビジネスの目標は徹底して数字で考える。「SMART」という目標設定について

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matsushita

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目標を達成するためには数字を使おう。SMARTで賢い目標設定について

新年明けましておめでとうございます!

突然ですが、みなさんは今年の目標設定を済ませましたか?

計画を立てずに何かを成すというのは難しいことです。だから人は目標を設定します。

アメリカの心理学者ロックが提唱した目標設定理論によれば、具体的な目標があった方が、無い場合や抽象的な場合よりも高い成果が得られます。モチベーションを上げるにも役立つわけです。

それでは、どのように目標を立てれば良いのでしょうか?

私は、SMARTを意識した目標設定をしています。

SMARTとは?

SMARTは目標設定のために必要な項目の頭文字を取った略称です。頭文字を取った言葉なので、いくつかパターンがあります。その中でも以下のものが一般的です。

  • S: Specific – 目標の明確化
  • M: Measurable – 目標までの測定
  • A: Attainable – 実現可能な目標の設定
  • R: Relevant – 全体との関連性
  • T: Time-bound – 目標達成までの期間
Specific – 目標の明確化

SMARTを簡単に言ってしまえば「将来どうありたいか?」を言語化することです。しかし「将来」の姿があやふやでは、その姿になるには何をすればいいのか、そもそも具体的にどんな姿なのかも分かりません。迷うことが無いように、「将来なりたい姿」を設定しましょう。

設定する際には、可能な限り数字を用いて表現するよう意識します。例えば「ウェブサイトで多くの問い合わせを獲得する」と「2ヶ月以内にブログを通じて100件の問い合わせを獲得する」では、後者の方が明確です。意味を取り違えることはありませんし、達成度合いもすぐにわかります。

前述の目標達成理論からも分かる通り、明確な目標はモチベーションを上げると同時に、チームでの共有にも役立ちます。

この設定を行う際のテンプレートとして、以下のものを使ってみてください。

「◯月までに(期間設定)◯◯が(実行者、チーム名)、◯◯を(目標とする対象)、◯◯にする(目標の数値)」

Measurable – 目標までの測定

設定した目標は、測定できるものになっているでしょうか?

前述の「2ヶ月以内にブログを通じて100件の問い合わせを獲得する」という目標であれば、「何件の問い合わせがあった」を測定するだけでは足りません。目標を達成するためには注力することを見極める必要があります。

例えばソーシャルメディア経由で訪れた人の問い合わせは多いが、検索エンジン経由で訪れた人の問い合わせが少ないという場合で考えてみましょう。ソーシャルメディアと一口に言ってもFacebookやTwitterなど、複数のプラットフォームがあります。どのソーシャルメディアからの問い合わせが多かったかを知ることで、改善ポイントを見つけることができます。また、プラットフォームでも投稿によって流入が多かった少なかった、問い合わせが多かった少なかったと分けられます。効果が大きかった投稿から学ぶことで、問い合わせの総数を増やすことができるでしょう。

一方の検索エンジン経由で訪れた人の問い合わせが少ないという場合、最初にウェブサイトのSEOが正しいかを見直す必要があります。

どんな目標を達成するときでも、必要な要素はおそらく1つではないはずです。その目標に必要な要素を可能な限り分解し、数字として得られるようにすれば改善すべきポイントが見つけやすくなります。

Attainable – 実現可能な目標の設定

最初に設定した目標は、現実的に可能なものでしょうか?

目標は厳しめに見積もるべきですが、不可能な数字を出してはいけません。仮に「清酒メーカーから2ヶ月以内にウェブマーケティングの問い合わせを2000件獲得する」という目標を立てたとします。しかし、2009年度に清酒メーカーは1585社しかありません。これは物理的に実現不可能です。

市場規模やシェアを計算に織り込み、実現できる数字で設定しましょう。

Relevant – 全体との関連性

SMARTで設定した目標は、いうなれば戦術です。戦術は戦略の中にある一要素、戦略を成功させるために必要な手段に過ぎません。これを会社やビジネスに当てはめてみると、会社の目標は戦略、個人やチームの目標であるSMARTは戦術です。あなたのSMARTは、会社の目標達成と関連性があるでしょうか?

最初に挙げた目標を「2ヶ月以内にブログを通じて30万人の訪問者を獲得する」に書き換えて考えてみましょう。訪問者の獲得はウェブサイト担当者にとって重要な指標です。しかし、会社の目標が「四半期でオンライン経由による売上を20%増やすこと」であったら、いくら訪問者を獲得したところで寄与できません。この場合、問い合わせの獲得を目標に据える方が会社の目標達成に寄与するでしょう。

大きな目標を忘れず、その目標を達成するための一手段としてSMARTを設定することが重要です。

Time-bound – 目標達成までの期間

その目標はいつまでに達成すべきものですか?

時間の制限が無い目標は、“今は大変だからいつか”と先延ばしにしてしまい、達成することが難しくなります。時間制限を設けることで、進捗状況から、目標達成までにいつまでに何をすべきかの施策を逆算できます。また、時間的な制限は目標達成に向けての集中力を高めることに繋がるので、この期間は必ず設けましょう。

最後に

みなさんの今年の目標は決まりましたか?

SMARTな目標を設定して、言語化することが達成への第一歩です。今年を充実した一年にできるよう、目標へ邁進しましょう!

(Photo: Write In Journal by Walt Stoneburner)

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