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UQコミュニケーションズが「UQ WiMAX 2+(仮称)」を発表!

最近通信の次世代規格としてLTE(Long Term Evolution)が注目を浴びているが、国際電気通信連合(ITU)が定める第4世代通信システムには2種類ある。それはLTE-AdvancedWiMAX2である。4Gと叫ばれているLTEは、実は3.9世代なのだ。なぜ、そのように呼ばれているのだろうか? Wikipediaにはこう記載されている。

商業上の4G

2012年現在、ITUが規定するIMT-Advancedの基準を満たす厳密な4G規格はLTE-AdvancedとWiMAX2の二つのみである。しかし、3.9Gに相当するLTEやWiMAX、あるいは3.5Gに相当するHSPA+などもマーケティング的に「4G」と呼称されることがある。そのためITUは市場の混乱を避けることを名目に2010年12月6日にLTEやWiMAX、さらにはHSPA+などの3Gを発展させた規格も「4Gと呼称してよい」とする声明を発表した。

第4世代移動通信システム—Wikipedia

つまり、大人の事情だ。

UQ WiMAX 2+

さて、そんななかUQコミュニケーションズが「UQ WiMAX 2+(仮称)」を発表した。早速ニュースリリースを見ていこう。

次世代サービス「UQ WiMAX 2+(仮称)」の導入について
-WiMAX Release2.1規格の採用-

UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長  野坂 章雄、以下UQ)は、
2012年10月30日にWiMAX ForumがWiMAX Release2.1規格を発表したことに伴い、UQ WiMAXの次世代サービス規格として、WiMAX Release2.1規格を採用する方向で検討に入ることをお知らせします。

WiMAX Release2.1規格は現在UQが採用しているWiMAX Release1.0規格を含むこれまでのWiMAX規格との親和性確保と高速化、更にはTD-LTE方式との互換性確保によるエコシステム構築を目指した規格となっています。

UQは2009年2月の事業開始以来、積極的なエリア整備とWiMAX Speed Wi-Fi (Wi-Fiルーター)などによりモバイル高速インターネット通信を提供して参りました。その結果、2012年9月末時点で人口カバー率は約93%、契約者数は362万加入となっております。

UQはWiMAX Release2.1規格の採用により、お客様に更に高速で快適なWiMAXサービス環境を提供すると共に、既に整備された日本全国規模のWiMAXエリアもシームレスに利用できる次世代WiMAXサービス「WiMAX 2+(「ワイマックスツープラス」仮称)」の提供の検討に着手いたします。

UQはデータ通信量の増大に伴う周波数逼迫に対し、総務省に新たな20MHz幅の周波数割当を求めており、WiMAX Release2.1をその新規周波数帯域に導入する予定です。

WiMAXでいつでもどこでも高速インターネットを。
UQはWiMAXでインターネットの新たな可能性をご提案し、サービスの充実およびエリアの拡大につとめてまいります。

UQコミュニケーションズ

ポイントは3つに絞られそうだ。

WiMAX Release2.1規格の採用

既存のWiMAXとの互換性

TD-LTEとの互換性

ちなみにWiMAX Release2.1は今まで使われていたWiMAX Release1.0と互換性があるため、一から基地局を作り直す必要はないそうだ。つまり、開始となったら、それほど時間が掛からず広範囲でWiMAX 2+が使えるようになるものと考えられる。

また、TD-LTEとの互換性があることも見逃せない。ちなみに、TD-LTEを採用している国内の通信キャリアはソフトバンクである。今後何か動きがあるのだろうか?

AUは去年、WiMAX搭載のスマートフォンをリリースしていたが、現在はLTEに主軸を置いている。もしかしたら、今、WiMAXを快適に使えるチャンスなのではないだろうか!?

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