Google+マニュアル@企業活用編その1

前回でGoogle+ページの開設まで進みました。今回からはいよいよ、Google+を企業が活用する方法を考えていきましょう。Google+を企業内SNSとして使うということもできますが、今回は企業が、Google+でユーザーとコミュニケーションする方法について進めていきます。今回は、その基礎編になります。

ちなみに、下記記事で触れていますが、現状ではGoogle+ページは広告がありません。そのため、元々の知名度が特に高いわけではない場合、ファン数を増やすことは長い目で見なければならないでしょう。

Google+で世界のトップブランド100社についているファン数の合計は2300万人!:https://www.hivelocity.co.jp/blog/news/5706

一応ページを宣伝という選択はあるのですが、こちらはユーザーに対して広告を出せるということではありません。

こんな感じで、フォローを促す投稿をするだけです。

普通の投稿よりもサークル追加が楽にできるので、追加がされやすくなるのは、恐らく事実でしょう(実際に、このテストをシェアしたらサークル追加してくれる人は増えました)。ただ、この投稿をシェアしてくれる人がいなければ、効果が薄いのは事実です。ある程度サークル追加数が増えるまでは使わない方がよいと思います。

Googleオススメの宣伝方法

Google+ページの宣伝方法について、Google自身が書いていますので、最初にそちらを確認していきましょう。

Google+ ページを宣伝する:http://support.google.com/plus/bin/answer.py?hl=ja&answer=1713819&topic=1710599&ctx=topic

『みんなに教える』は、一番最初に書いたことなので省きます。

これはどのソーシャルメディアを使う上でも重要なことですね。最後に投稿されたのが1時間前のページと、1週間前のページだったら、みなさんはどちらの方がよいと思いますか? 私だったら、よほどの事情がない限り1時間前のページの方がよいと思います。プロフィールについても同様です。古い情報は、極力新しい情報と書き換えましょう。
Facebookの投稿は1日1回程度がよいとされています。それに対してGoogle+は、私見ですが1日5回程度投稿しても問題はないでしょう。Facebookユーザーは投稿をあまりしないため、ページがバンバン投稿していると鬱陶しく思うことがあります(ニュースや通信社の場合は別)。しかしながら、Google+はまだアーリーアダプター層程度にしか普及していないため、積極的に投稿しているように思います(少なくとも、私はそう感じています)。 なので、控えめにする必要はないでしょう。ただし、宣伝ばかりにはならないように気をつけた方がよいです。

こまめに更新情報を投稿してプロフィールを常に最新の状態にしておく – ユーザーは新しい投稿や詳細なプロフィールが記載されたページに興味を持つ傾向があります。Google+ での共有についてはこちら、ページの編集についてはこちらをご覧ください。

Google+ページに広告はないので、認知される方法は検索からたどり着くか、共有されるか、他にはオウンドサイトにリンクを貼るくらいです。オウンドサイトにGoogle+ページのリンクを設置することで、自社サイトからの流入が見込めます。

サイトのリンク方法は、こちらを確認するとよいでしょう。

自分のウェブサイトにリンクする:http://support.google.com/plus/bin/answer.py?hl=ja&answer=1713826&topic=1710599&ctx=topic

リンクしたサンプルはこちらになります。

Google+ ページとウェブサイトをリンクする – この方法は Google+ ページへのアクセスを増やすのに非常に有効で、顧客やファンと密接に交流する機会を得ることができます。ページとウェブサイトをリンクする方法については、こちらをご覧ください。

また、GoogleのAdWordsを利用していれば、広告とGoogle+ページをリンクさせることで、+1の数を共有できるようになります。AdWordsを利用している方は、Google+ページを作り、リンクしてみてはいかがでしょうか? 私も『情報中毒者(以下略)』をリンクしたいのですが、AdWordsを出していないのでリンクすることができません。悔しい!

Google+ ページと AdWords キャンペーンをリンクする – AdWords のカスタマは、自分の AdWords キャンペーンを自分のお店のページにリンクできます。自分のページとキャンペーンをリンクすると、自分の広告とページで +1 を共有できます。つまり、自分の広告またはページのどちらかの +1 が増加すると、もう一方の +1 も増加します。このリンクを有効にするには、広告設定オプション セクションでソーシャル広告設定オプションを有効にし、[Google +ページ] フィールドに自分の Google +ページの URL を入力します。

Google+ダイレクトコネクト

これはGoogleならではだと思います。全ページが対応してるわけではないようですが、表示の参考までにローソンを見てみましょう。検索窓に『+ローソン』と入力すると、ローソンのGoogle+ページが表示されます。

ヘルプページにはこのように記載されているので、ページにファンがある程度ついていないとダメなようです。ちなみにローソンのファン数は18000人弱ですが、71000人強のNHKでは出てこなかったので、このアルゴリズムがどうなっているかは、まだよくわかっていません。

ページが Google+ ダイレクト コネクトの対象になるかどうかは、ページの関連性と人気を把握するためのいくつかの要素に基づくアルゴリズムで決定されます。この分析の他に、Google+ ページとウェブサイトのリンクも確認します。Google でのコンテンツの関連付けに役立つように、ウェブサイト リンクをページに追加するだけでなく、Google+ バッジを使用するか、コードのスニペットをサイトに追加して、Google+ ページとウェブサイトを接続するようにしてください。

ページの関連性と人気というのは、とにかく使わないと上がらないものだと考えられますので、「まだちょっと迷っている」という方はすぐに始めた方がよいでしょう。また、最初に述べたように、Google+のサークル追加は長い目で見るべきものです。タイミングを見計らうよりも、善は急げというスタンスで開始した方がよいと考えます。

次回も、企業活用について考えていきたいと思います。

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