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タブレットを使ってオンラインショッピングするユーザーが急増!

みなさんはネット通販をするときに、なんの端末を使っていますか? パソコン、それともスマートフォンでしょうか?

今、アメリカではタブレットを使ってネット通販をする人が増えているそうです。そのタブレットの中でもiPadのシェアは88%! iPad、恐るべし。

この数字は今年のブラックフライデー(アメリカにおける感謝祭、11月の第4木曜日の翌日)と呼ばれるアメリカ最大の商戦日に、ネット通販で使われた端末をIBMが分析したところ、タブレットのiPadシェアは88%と圧倒的だったそうです。

ブラックフライデーについてはこちらをご参照ください。

ブラックフライデー(英語: Black Friday)は米国で感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことである。正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦の開始の日である。

ブラックフライデー(買い物)—Wikipedia

Digital Analytics Benchmark

Digital Analytics BenchmarkはIBMが2009年から毎年出している、ブラックフライデーを含む感謝祭の連休のオンラインショッピングに関する分析レポートのことです。

この分析データのサマリーの特に重要なところを見ていきましょう。

オンラインショッピングの売上は前年比で17.4%の増加!

オンラインショッピングは前年比で17.4%増加していたそうです。また、ブラックフライデーだけに限定するなら、20.7%の増加!

Consumer Spending Increases:Online sales on Thanksgiving grew by 17.4 percent followed by Black Friday where sales increased 20.7 percent over last year.

11月22日(第4木曜日の感謝祭)とブラックフライデーを合わせると16億7500万ドルに達します(増加のパーセントが違いますが、これは情報ソースの差だと思われます)。

 米comScoreが現地時間2012年11月25日に発表した米国オンラインショッピングに関する調査結果によると、11月第4木曜日の感謝祭(今年は11月22日)のオンライン支出(旅行関連を除く)は6億3300万ドルで、前年の感謝祭と比べ32%増加した。感謝祭翌日に当たるブラックフライデー(今年は11月23日)のオンライン支出は前年比26%増の10億4200万ドルと、初めて10億ドルの大台を突破した。

ブラックフライデーの米国オンライン支出が初めて10億ドルを突破—ITpro

モバイルを使ったオンラインショッピングは全体の24%!

モバイルを使ったオンラインショッピングは前年比14.3%上昇して、24%に増加しました。また、モバイルでの売上は前年比9.8%高い、16%になりました。

Mobile Shopping: Mobile purchases soared with 24 percent of consumers using a mobile device to visit a retailer’s site, up from 14.3 percent in 2011. Mobile sales exceeded 16 percent, up from 9.8 percent in 2011.

オンラインショッピングに使われたタブレットの88.3%はiPad!

スマートフォンとタブレットといったモバイルの中で、最も多く使われた機種はiPadでした。そのシェアはなんとモバイルの10%近くです。iPad人気凄まじいものがありますね。タブレットでは、iPadが88.3%と圧倒的です。次にNoble Nookが3.1%、Kindleが2.4%、Galaxyの1.8%でした。また、モバイル端末の販売台数はAndroidがiOSに勝っていますが、買い物客の動向としてはiOSの方が市場は大きいようです。

The iPad Factor: The iPad generated more traffic than any other tablet or smart phone, reaching nearly 10 percent of online shopping. This was followed by iPhone at 8.7 percent and Android 5.5 percent. The iPad dominated tablet traffic at 88.3 percent followed by the Barnes and Noble Nook at 3.1 percent, Amazon Kindle at 2.4 percent and the Samsung Galaxy at 1.8 percent.

ソーシャルメディアのプロモーションは消費者の1/3に良い影響を与えた

ソーシャルメディア上でのプロモーションは消費者の1/3に対して利便性や安心感などを与え、購買意欲に良い影響があった。

Social Media Sentiment Index: Shoppers expressed positive consumer sentiment on promotions, shipping and convenience as well as the retailers themselves at a three to one ratio.

ソーシャルメディアは売上の0.34%に寄与

Facebook、Twitter、LinkedIn、Youtubeを合わせてブラックフライデーのオンライン売上全体の0.34%でした。前年比と比較すると35%の減少です。

Social Sales: Shoppers referred from Social Networks such as Facebook, Twitter, LinkedIn and YouTube generated .34 percent of all online sales on Black Friday, a decrease of more than 35 percent from 2011.

ただしこれについてはTechcrunchが疑問としています。バイラル効果によって売れたものを測定できていないため、ソーシャルメディアの売上が極端に低いとしています。

広告主がFacebook上で所有している(Facebookページへの投稿)、あるいは獲得したメディア(口コミ)に触発された購買を計上することはできない。それらの効果は膨大だ。Facebookによると、今週最も話題になったFacebookページのトップ25はすべて小売業だった。Wal-Mart、Toys’R’Us、そしてMacy’sがPTAT(People Talking About This:いいね!、コメント、シェア、のこと)の多かったベスト3だ。先週ユーザーが「ショッピング」という言葉に言及した回数は586%増加し、おそらくその多くはユーザーがどこで買い物をしたかについて書いたものだろう。

ソーシャルコマースの功績帰属問題:IBMによるとTwitterのブラックフライデーへの参照トラフィックは0%—Techcrunch Japan

ECとタブレットの関係

アメリカではオンライン消費者のタブレット保有率が31%になっているそうです。

CEA’s Consumer Outlook on Tablets: Q4 2012shows that tablet ownership rates among online U.S. consumers reached 31 percent as of September 2012, more than doubling the ownership rate from October 2011(14 percent).

Tablet Computer Ownership Continues to Increase in the Third Quarter, According to CEA’s Latest Consumer Outlook on Tablets Report

実際にIBMの分析データでも、モバイルのオンラインショッピングの割合はスマートフォンとタブレットが同数になりつつあります。

これからのECは、タブレットへの最適化が重要となるのではないでしょうか?

IBM 2012 Holiday Benchmark Reports:http://www-01.ibm.com/software/marketing-solutions/benchmark-reports/black-friday-2012.html

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