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Facebook、2014年Q2決算を発表。月間アクティブユーザーは13億人に

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売上高は29億ドル、ARPUは過去最高に

Facebookは7月23日、2014年Q2の決算を発表しました。

Q1では月間モバイルアクティブユーザーが10億人、広告に占めるモバイルの割合が50%を超えるなどの成長を見せていますが、今期はどうだったのでしょうか?

Facebook 2014年Q2

月間アクティブユーザー(MAU)

2014年Q2のMAUは13億1700万人となり、ついに13億人を突破しました。前年同期(11億5500万人)と比べると14%の増加で、地域別に見るとアジアが最も大きく増加しています。

モバイルMAUも順調に増加しており、10億7000万人がモバイルからFacebookを利用しています。前年同期比では31%の増加です。全体のアクティブユーザー増加に比べるとモバイルユーザーの増加の方が大きく、ユーザーが利用する端末の変化が窺えます。また、モバイルのみでFacebookを利用するユーザーも増加を続けており、前期の3億4100万人から3億9900万人になりました。

facebook-mau-and-mobile-2014q2

デイリーアクティブユーザー(DAU)

DAUは8億2900万人で、MAUのうち63%は毎日Facebookを利用しています。前年同期(6億9900万人)と比べると19%の増加で、DAU/MAUは2%増えており、Facebookへの依存度は高まっているようにも見えます。

また、モバイルDAUも前年同期から約2億人増加しています。モバイルDAU/DAUを見てみると2013年Q2が67%だったのに対し、今期は約79%で2014年Q1と同じ水準(小数点を見ると上昇しています)でした。

facebook-2014q2-daily

Facebook Messenger

Earning Releaseの中でMarc Zuckerberg氏はFacebook Messengerについて以下のように触れています。

人々はFacebook上で毎日12億のメッセージを送信しており、今年4月にはメッセンジャーのMAUは2億人に達しました。また、先月にはPayPalのDavid Marcusを迎え入れ、メッセージングの取り組みを牽引することを発表しています。私達はDavidがメッセンジャーをビジネス上重要なポジションになるよう構築し、社会に貢献できるよう、期待しています。

すぐに形になるとは言えませんがWeChatは既にオンライン決済が可能ですし、最近ではSnapChatもオンライン決済に参入するという噂もあります。PayPalのCEOを勤めていたDavid Marcus氏がFacebookでメッセンジャー事業の促進に参画するところを見ると、同様の動きがあるのではないかと考えられます。

収益

売上高は29億1000万ドルで、前年同期比61%の増加です。Facebookの収益の大部分を占める広告事業は前年同期比で67%の成長、特にモバイル広告が好調で全体の62%を占めるようになりました。一方、決済事業やその他の手数料についても微増しているものの、今のところ大きな動きはありません。前述のメッセンジャーと決済が組み合わさったとき、Facebookの決済事業が本格的に始まるといったところでしょうか。前回も書いた記憶がありますが、Autofill with Facebookについて話が出ませんでしたね。

facebook-2014q2-revenue

地域別の売上高では、欧米での売上高が依然高い状態です。

facebook-2014q2-revenue-local

1ユーザーあたりの収益を示すARPUは、アメリカ&カナダ、ヨーロッパはもちろん、アジアやその他地域も着実に増加を続けており、アジアはついに1ドルを超えました。平均のARPUも過去最高となっており、今後の動向にも注目です。

facebook-2014q2-arpu-local

その他

この他、Earning ReleaseでZuckerberg氏が語ったところを抜粋していきます。

  • アメリカのユーザーは毎日40分Facebookを利用している
  • このうち1/5はモバイルが利用されいてる
  • 多くのアプリが使われているが、アメリカ人はTVやPC、ケータイといった他のデジタルメディアと日9時間接触しており、ここの接触の仕方を改善することで大きなチャンスが生まれる
  • Facebook上では毎日10億クエリ以上が検索を行われていて、現状でも独自の位置を築いていることが分かるが、今後数年のうちに人工知能によって有用性をさらに向上させていく
  • ワールドカップのときには3億5000万人が30億のインタラクションを起こした
  • iOSとAndroidのトップアプリのうち80%以上はFacebookログインを利用している
  • 3000万以上の中小企業がFacebookページを利用しており、150万人以上のアクティブなマーケターがいる
  • Facebook上のコンテンツが有益なものとなるよう、ニュースフィード上に優れたコンテンツを表示するようアルゴリズムを良いものにしている
  • 一部の国を調査したところ、広告の質がオーガニックコンテンツに近づいているが、私達がやるべきことはまだ多くあるため、この改善については長期的に行っていく

デジタルメディアとの関わり方、人工知能を用いた検索機能の向上の二点が鍵となっているように思えますね。また、広告の質向上に向けて、ニュースフィードアルゴリズムの改善が今後も継続的に行われていくことが見え隠れしています。この点もNewsFeed FYIで共有されると思いますので、ウォッチしていきます。

最後に

モバイルからの収益増加は、何より如実にモバイル対応の必要性を示しているのではないでしょうか。Facebookからのモバイルトラフィックは現状、50%を超えようとしています。ユーザーが利用しやすいよう、そのページ(できればウェブサイト全体を)はモバイルに対応させておきたいところです。

また、Zuckerberg氏が語ったところも今期のハイライトとして見つつ、今後のFacebook動向を知る上で参考になると思いますので、ぜひ原文の方にも目を通してみてください。

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