Pingとは、サイトを更新したとき、登録したPing送信先のサイトへ自動的に連絡する機能のことです。
例えば、Googleのブログ検索をPing送信先として設定すると、ブログを更新したとき、いち早くブログ検索にインデックス化してくれます。
基本的なウェブサイトのトラフィックとして、オーガニックサーチからの流入は6割を超えますので、ブログを持っている方はPing送信先を設定しておいた方がよいでしょう。
Pingの設定方法
WordPressでの設定方法を説明します。
①:設定から『投稿設定』を選択します。
②:Ping送信先を入力します。
Pingの送信先候補は、大手検索エンジンと、ポータルサイトとしてよく使われるサイトを選んでおきましょう。
Google ブログ検索:http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
Yahoo!:http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
Yahoo!ブログ検索:http://api.my.yahoo.co.jp/rss/ping?u=【ウェブサイトのURL】
FC2ブログ:http://ping.fc2.com
Gooブログ:http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
Livedoor Reader:http://rpc.reader.livedoor.com/ping
Technorati:http://rpc.technorati.com/rpc/ping
この他にもPing送信先候補一覧を掲載しているページもありますので、合わせて参考にしてみてください。
SEO対策予備校 ping一覧 情報:http://s101.s101.xrea.com/seo/basic/seo/ping.html
Ping送信先【2012年3月最新版】今でも効果抜群なベスト29!!:http://seo.siyo.org/ping/seo6386/
これで設定は完了です。
Ping送信の注意点
Ping送信は便利ですが、気をつけないとデメリットにも成り得ます。
連続送信を行うとスパムとして扱われる
Ping送信はある程度間隔を置かないとスパムとして扱われます。
せっかくインデックス化されるチャンスなのに、スパム扱いされては元も子もありません。
一般的に40〜50分間隔を開ければよいとされています。
Ping送信は1サーバーにつき1回まで
Pingを大量に登録しておくと、Ping送信先が被っている、ということもありえます。
こちらもやはりスパムとして扱われますので注意しましょう。
また、Pingを飛ばすのは記事公開時のみにしておき、追記などの更新時は飛ばさないようにしましょう。
まとめ
ブログ検索からの流入が得られますので、Ping送信先は設定しておいた方がよいでしょう。
Pingでスパム扱いされるとデメリットがありますが、一般的なブログの使い方をしていれば、スパム扱いされることはないと思います。
一方で、Ping送信先を設定したからといって、アクセスの急上昇が見込めるというわけではありません。ブログ検索から少しの流入が考えられる、という程度でしょう。
ブログによるアクセス増加はコンテンツの質と量が鍵となりますので、Ping送信はあくまでサポート的なものだと考えておいた方がよいでしょう。
(Photo: geralt)