Facebook、アプリケーションのみでプロモーションを行えるというガイドライン要項を削除

Facebookは8月27日(現地時間)、プロモーションガイドラインを改訂したと発表しました。

アプリケーションでのみプロモーションを行えるという要項が削除されています。

We’ve removed the requirement that promotions on Facebook only be administered through apps.

ガイドライン改訂の影響

Facebookは今回の改訂で、次のようなプロモーションが可能になったと述べました。

  • ページ投稿やいいね!から、プロモーションへのエントリーが可能になった
  • ページへのメッセージで、プロモーションへのエントリーが可能になった
  • 投票システムで、プロモーションへのエントリーが可能になった

具体的には、下記のような事例が可能となります。

  • 新製品の名前を(コメントやメッセージで)入力することで、景品が得られるチャンスを作る
  • 新製品の写真に自分自身をタグ付けすることで、景品が得られるチャンスを作る

今回のガイドライン改訂の影響を大きく受けるのは、ローカルビジネスページのように見えます。大手企業は、このようなプロモーションを行うよりも(いくつコメントやメッセージがくるかわかりませんし)、これまでのようにアプリケーションを使って行った方が効率的でしょう。ローカルビジネスページなら、このプロモーションを行う方が安価ですし、1人1人とコミュニケーションを取ることも可能ではないでしょうか。

プロモーションガイドライン

最後に、日本語のガイドラインにはまだ反映されていないようなので、英語のガイドラインを翻訳してみました。

E. Promotions

1. Facebookを使ってプロモーション(コンテストや懸賞など)の告知および運営を行う場合、プロモーションの合法的な運営に責任を負います。それには、以下のものが含まれます。

a. 公式規約
b. クーポンに関する規約と法的責任(例: 年齢、居住地)
c. プロモーションや提供される全ての景品における規約および法の遵守

2. Facebook上のプロモーションは以下を含める必要があります。

a. 応募者または参加者によるFacebookの完全な責任免除
b. プロモーションはFacebookが後援、支持、または運営するものではなく、Facebookとは関係がないことの表明

3. Facebook上でのプロモーションは、ページか、アプリケーションでのみ行うことができます。個人のタイムラインではプロモーションを行うことができません(例: “さらに情報を知りたい方はシェアしてください!”ということは出来ません)

4. 私達は、あなたが行うプロモーションの管理に関与しません。また、私達のサービスを利用してプロモーションを行う場合、運営の責任を自分で負います。

Facebook Pages Terms

It’s now Easier to Administer Promotions on Facebook(Facebook for Business)

Facebook Promotion Guidelines

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