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Androidデバイスマネージャーアプリなど全部で7個! 今日のGoogle新アプリと改善をまとめてみた

google

本日Googleは複数の新機能や新サービスを発表しました。それぞれ便利そうなので、まとめてみます。

1. Androidデバイスマネージャーアプリ

Googleアカウントに紐付いたデバイスを見つけて、3つのことが出来るようになります。

  1. Android端末を見つける
  2. 画面ロックPINをリセットする
  3. 端末のデータを全て消去する

Appleが提供する「iPhoneを探す」とほぼ同じものですね。レビューを見てみると、2台持ちじゃないと意味が無いのでは?という書き込みも結構あるようですが、ブラウザ上でもAndroidデバイスマネージャーが提供されているので、もしケータイを落としても、PCから探すことができます。

Androidデバイスマネージャー

2. 新しいGoogleスプレッドシート

Google Driveのスプレッドシートが新しくなりました。操作性や速度の向上などの改善が施される他にも、様々な機能が追加されました。

こちらから新しいスプレッドシートを使えるよう設定することで、以下の機能が利用できるようになります。

  1. オフラインでの編集が可能に:Chromeのオフラインアクセスに対応しました。ネットが使えない状況でも作成や編集が可能となり、接続したときに同期が行われます。予め設定が必要なので、こちらから。
  2. 速度の向上:複雑な数式、サイズの制限などが取り払われ、読み込みやスクロールなどの操作が高速化されました。
  3. 新しい関数の追加:SUMIFS、COUNTIFS、AVERAGEIFなど、20の関数が追加されました。
  4. フィルター表示の追加:一時的に不要なデータを非表示にするフィルターが追加されました。
  5. 条件付き書式設定の改善:セルのコンテンツや数式にもとづき、書式設定を適用できるようになりました。

この他にも、シートタブの色や、転置が伴った貼り付け、検索と置換の改善などの改善や新機能が搭載されました。

3. Google+サインインのアップデート

ソーシャルログインのGoogle+サインインに改善が加わりました。

  1.  全ての種類のGoogleアカウントのサポート:Google AppsユーザーやGoogle+プロフィールのないアカウントにも対応しました。
  2. 他の認証方法からの移行が容易に:OpenID v2やOAuth 2.0ログインからGoogle+サインインの移行が簡単になりました。over-the-airインストール、インタラクティブポスト、クロスデバイスのサインインが可能です。移行ガイドがありますので、ぜひお読みください。
  3. インクリメンタル認証:既存の認証は一度に全ての認証を行うものでしたが、インクリメンタル認証は適切なタイミングで、適切なアクセス許可を求める認証の方法です。

インクリメンタル認証については、YouTubeに参考の動画が上がっています。Google+サインインを行った後、YouTubeの認証が必要になった場合、追加で認証を求めるという事例です。

認証は最低限のものだけ求める、というのをGoogleは推奨しています。

4. ChromeアプリがMacに対応

WindowsとChrome OSで先行的に可能となっていましたが、MacでもChromeアプリが利用可能になりました。OS間をまたいでアプリが利用可能となったというわけですね。私は職場でMac、自宅でWindowsを使っているので、これは中々便利そうです。

chrome-app-for-mac

(Image: Google Chrome Blog)

Spotlight検索もできるので、名前で検索をかけることもできるようになっています。対応するアプリはChromeウェブストアで。

5. ハングアウトのコントロールルーム

ハングアウトのホストをしているとき、参加者の音声とビデオの調整がコントロールできるようになりました。

ビデオを隠したり、音声を大きく、もしくは小さくするといったコントロールが可能です。

google-hungout-control

(Image: J.D. Salazar on Google+)

6. Google Keepのアップデート

ウェブ上の付箋のようなサービス、Google Keep。あまり話題にのぼりませんが、今年の3月にリリースされたもので、当初はEvernoteキラーと言われていました。

  • 新しいデザイン:フルカラーのノート、キープ専用のフォント、ノートのサイズに合わせたテキスト等、新しくなっています。
  • リストの並べ替え:順序を自由に入れ替えられるようになったので、時系列で並べ替えることも可能です。
  • 検索の改善:書いたノートの検索がより簡単になりました。
  • ナビゲーションの引き出し:アクティブ、およびアーカイブの切り替えなどが可能になっています。
google-keep

(Image: Android on Google+)

これらのアップデートは現在のところChromeアプリをインストールすることで適用されるようです。Androidアプリには、すでに適用済みとのこと。

Google Keep

7. 新しい物理エンジン『LiquidFun』

Googleはブログを、“モバイルの世界のゲームは、ハードコアなMMOGのファンのためだけのものではない”という言葉から初めています。そして、実際にAndroidのスマートフォンやタブレットで4人のうち3人がRPGを行っているとのこと。つまり、PRGに必要な物理エンジンが必要となっているため、新しくLiquidFunという物理エンジンを開発した、とのこと。

このLiquidFunはUnityのようなオープンソースの物理エンジンで、多くのツールボックスがあるとのことです。詳しくは該当ページと、YouTubeの動画をご覧ください。

最後に

Googleは毎日新機能やサービスを出している印象ですが、ここまで多くのアップデートやリリースを行ったのは久しぶりではないでしょうか?

個人的には新しいスプレッドシートが嬉しいところなので、早速新バージョンにしてみました!

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