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一体何時がいいの? ブログの公開とソーシャルメディアへの投稿時間について

みなさんは、普段何時にブログを公開していますか?

完成した直後、少し寝かせてから、一番訪問者が多くなる時間、さまざまだと思います。でも、その公開時間は本当に正しいのでしょうか?

購読者が多いブログになれば、何時に公開しても人が来てくれます。逆に、購読者が少ない場合は、タイミングを計らなければ人は来てくれません。

また、ブログは公開して終わりではありません。公開したあと、ソーシャルメディアに投稿します。ソーシャルメディアのフォロワーがいる時間に投稿しなければ、見られる可能性が低くなります。

今回は公開、投稿に最適な時間を探っていきましょう。

Google Analytics

最初にウェブ解析ツールの基本、Google Analyticsを使って自分のウェブサイトがよく見られるのはいつか把握します。

カスタムレポートの作成

Google Analyticsでカスタムレポートを作成します。

同じレポートを作成したい方は下の画像を参考に作成するか、レポートの設定を共有しますので、インポートしてください。

website-time-report

特別な設定はしていませんので、必要に応じてレポートを編集して自分好みにしてください。

より細かく最適化したい方には日付別、曜日別のカスタムレポート作成をオススメします。下記にリンクしますので、用途にあわせてインポートしてください。

時間別レポートを見る

それでは作成したカスタムレポートを見ていきましょう。タブには以下の画像のレポートが表示されます。デフォルトは時間別に訪問数が多い順で並びます。

hivelocity-analytics-time-report

訪問が一番多いタイミングは22時、一番少ないタイミングは5時ということが分かります。一般的にネットユーザーが多い時間も22時と言われているので、ある意味定説通りです。しかし、それだけでは分析になりません。任意の時間をクリックすると、その時間に訪れた人のある参照元に移動します。

hivelocity-time-traffic-source

ハイベロサイトは検索エンジンからの流入が全体の80%以上なので、このような結果になっています。流入の割合がバラけているサイトであれば、この項目で把握しやすくなるでしょう。

ひとつの流入源が多い場合は、ここで使っているレポートの順番を逆にすると便利です。つまり参照元を表示してから、時間を表示します。このレポートも用意しましたので、利用してみてください。

このレポートを使うと最初に参照元が表示され、参照元をクリックしたあとに時間別の訪問数が表示されます。

hivelocity-traffic-source-time

例としてダイレクトトラフィック(direct)を見てみます。数字の傾向は全体の推移と似ていますが、訪問数がもっとも多い時間は21時となっています。また、18時の数字もダイレクトでは5番目にいますので、コンテンツを18時までに公開するとベストかもしれないと仮説が立てられます。

hivelo-time-report-direct

Facebookはモバイルとトラフィックが分かれて表示されるので、デスクトップとモバイルごとにCSVファイルをダウンロードし、時間別流入のグラフできるのでオススメです。

desktop-mobile-facebook-traffic

作成したグラフを見ると、モバイルからはまんべんなく流入があります。一方、デスクトップは昼前と夕方に多いようです。会社ではパソコンからアクセスし、夜は寝る前にFacebookを見ている人が多いと推測します。

Facebookのニュースフィードアルゴリズムを考えると、最近はタイムリー性が重要になっています。私達の場合は、Facebookへの投稿は11時頃か22時頃に行うのが良いでしょう。

Twitterの分析ツール「followerwonk」

Google AnalyticsはTwitterからの流入を見ることもできます。しかし、Twitterの場合はFacebookよりも読者から自発的に拡散される可能性が高くなります。例えば私達の場合、検索エンジンからの流入が多いので、そこからの読者がツイートし、拡散される可能性が高かったりします。

この流入を探っても、自分たちが何時にツイートすればよいか最適解を見つけられないかもしれません。なぜなら、自分たちのフォロワーが時間にTwitterを見ているか判断できないからです。Twitter Analyticsも同様に、フォロワーがいる時間を判断するには難しいツールと言えます。

そこでフォロワーの分析に役立つツールが、今回紹介する「followerwonk」です。このツールはフォロワーが最も活動的になる時間を測定できます。フォロワーのいる時間を判断する上で、これ以上ない素材です。

フォロワーのアクティブ時間の計測は、基本無料で行えます。フォロワー数が一定以上の場合は有料になるようですが、30日間無料キャンペーンを行っています。早速使ってみましょう。

まず、Twitterでサインインします。

how-to-use-followerwonk

認証を通せば、

login-followerwonk

これで準備完了です。Analyzeをクリックして、分析に入りましょう。

followerwonk-analyze

自分のTwitter IDを入力して、「analyze their followers」を選択。Do itをクリックすれば分析が始まります。

followerwonk

下へスクロールすると「Most active hours of [アカウント名]’s followers」という項目があります。この項目がフォロワーが最もアクティブな時間です。

twitter-follower-active-time

この図を見ると、私達のフォロワーは12時に最も活発にTwitterをしているようです。昼休みにモバイルからTwitterを見ているのでしょう。

ちなみにGoogle Analyticsのデータを見ると、11時が最も流入しており、followerwonkのグラフとは大きな差異がありました。

twitter-traffic

自分のフォロワーがアクティブな時間を調べるには、followerwonkがオススメです。

最後に

ここまで得られた情報をまとめると以下のようになります。

  • ブログ投稿は18時までに行う
  • Facebook投稿は11時か22時に行う
  • Twitter投稿は12時に行う

ハイベロシティの場合はRSSによる流入よりダイレクトトラフィックの方が多かったのでそちらを優先しましたが、RSS>ダイレクトの場合はRSSの流入が多い時間にブログ投稿を行った方が得策です。

同じフローでみなさんのウェブサイトも最適な時間を探してみてください!

(Photo: In the waiting room for “Analyses” by francois schnell)

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