Facebook、友達の投稿を表示しやすくするアルゴリズムアップデートを実施

Facebookは4月21日にニュースフィードアルゴリズムのアップデートを行ったと発表しました。

今回のアップデート内容

今回のブログを読んでいくと、細かなアップデートが3つ行われていることが分かります。

1. 表示するコンテンツが少ないユーザーへ、同一の友達やページからの表示を増やす

1つ目はユーザーのタイムラインに表示するコンテンツが少ない場合、同じ友達やページからの投稿を増やす、というものです。

Facebookはニュースフィードのアルゴリズムによって、同じ友達やページからの投稿の表示を一定数に絞っていました。しかし、このアップデートにより、表示する投稿が少ないユーザーに対してのみ、“一定数”の制限を緩和するようです。

友達からの投稿が少なかったり、フォローしているページが少ない場合は、同じ投稿が並んでいましたが、このアップデートが行われると、同じ内容を見る回数も減少するでしょう。

2. 友達の投稿の表示を増やす

2つ目はタイムラインに表示するコンテンツが多いユーザーを対象に、友達の行った投稿表示を増やすというもの。

多くの友達がいたり、多くのページをフォローしていると、ニュースフィードの仕様上、どうしても表示されない投稿が出てきます。その表示されない投稿の中にあるかもしれない、重要な投稿を見逃さないようにするための措置とのこと。ここで言う友達からの投稿の対象は写真、動画、リンク付き投稿など、全てのタイプが該当するようです。

このアップデートを逆に言えば、友達以外、つまりページからの投稿は表示が減少します。

一方、投稿を頻繁にクリックしたり、いいね!やコメントを付けるページの投稿に関しては特に影響を受けないという風に読めます。この点はこれまでのアップデートと変わりません。

3. 友達のアクションを起こした投稿の表示を減少させる

3つ目は友達がアクションを起こしたページの投稿の表示を、ユーザーの興味関心に基いて減少するというものです。

今回のアルゴリズムが適用される前のニュースフィードは、友達がアクションを起こしたページの投稿を表示しやすくなっていました。『◯◯さんがいいね!しました』と書かれた投稿をタイムラインで見たこともあるのではないでしょうか。

この表示に関して「なぜ興味の無いページの投稿を見なければいけないのか」と考えていたユーザーも多くいたようで、この機能による興味を持っていないページの表示が減少します。

今回のアップデートを受けてすべきことは?

これまでに行ってきたアップデートで、リーチ減少の影響を受けたページは、減少の幅がさらに大きくなると予測します。今回のアップデートも、これまでと同様にエンゲージメントが少ないページが主な対象であることが明記されているので、この流れは必然でしょう。最も恩恵を受けるのは地元密着型のローカル店舗かもしれません。

さて、Facebookページの運用方法をどうするべきか考えるというのも大切ですが、私はFacebook以外のプラットフォームを含めて、どのように使っていくかが同等以上に大事になってくると思います。

多くのFacebookページは、ブログなどのコンテンツ更新情報を投稿で伝えています。それはFacebookがコンテンツを見てもらう上で優れたプラットフォームだからですが、ウェブサイトに存在するコンテンツは、GoogleやTwitterなど、他のプラットフォームからも訪問者を獲得できます。

Googleは絶えず検索アルゴリズムをアップデートしているものの、ブラックハットSEOを行っていない限り、基本的には劇的なトラフィックの減少は起こりません。Twitterもタイムラインという形から(恐らく)大きな変動はしないと思われるので、やはり急激にトラフィックが落ち込むことは無いでしょう。

これらの比較的安定したプラットフォームからトラフィックを獲得しながら、Facebookへ共有してもらう導線を考えることが、Facebookからのトラフィック減少を防ぐ唯一の策となっていくのではないでしょうか。

その策のひとつとして、投稿の埋め込みが考えられます。

現在のFacebookページ運用の大きな問題点のひとつは、リーチの低下です。しかし、あなたのコンテンツに投稿を埋め込んでおけば、GoogleやTwitterなどのプラットフォームからの訪問者にもリーチし、結果としてFacebookページ認知の拡大にもつながります。そこから新しいファンを獲得し、次の投稿は以前より多くの人にリーチするようになるかもしれません。

リーチの他にも、投稿に対するエンゲージメントを獲得ができるようになります。Facebookの投稿は、その投稿を見た人からしかいいね!やシェア、コメントを得ることができません。しかし、上記のように他のプラットフォームから流入する形にすれば、投稿へのエンゲージメントを得られる導線を増やせます。ここで得た反応は、アルゴリズムにどのような影響を与えるか不明ですが、少なくとも悪い形では現れないでしょう。

Facebookは、友達の投稿を表示しやすくアルゴリズムアップデートを実施したと発表しました。このアップデートにより、投稿の内容によっては再びリーチが低下する可能性があります。Facebookの投稿をウェブサイトに埋め込むなど、これまでとは違った工夫をしてみてはいかがでしょうか。https://www.hivelocity.co.jp/blog/36512

Posted by Hivelocity on 2015年4月23日

参考までに、埋め込みありの投稿と埋め込み無しの投稿のインサイトを掲載しておきます。

facebook-embedded

赤線で囲んだ投稿が埋め込んだものの数値です。投稿の性質もあると思いますが、他の投稿と比べて明らかにパフォーマンスが高くなっています。ただ、現状ではサンプルが少ないので、今後のブログに投稿を埋め込みながらパフォーマンスを測っていこうと思います。

埋め込んでおいて損は無いと思いますので、みなさんも試しに埋め込んでパフォーマンスを測ってみてはいかがでしょうか。投稿の埋め込み方法については、下記ブログをご参考ください。

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