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Google、華麗なるアルゴリズムアップデートの歴史

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Googleが歩んだ、検索アルゴリズムの道をたどる

Googleのアルゴリズムアップデートが行われるたび、必ずどこかで騒ぎの音が聞こえます。それだけGoogleが現在のインターネットにおいて重要な存在だという証左とも言えますが。

さて、そんなGoogleのアルゴリズムアップデートを振り返る、素晴らしいデータをMozが公開し、HubSpotがインフォグラフィックとして仕上ています。Googleがこれまで、どのようにユーザーエクスペリエンスを高めていったのか、そしてウェブスパムとどんな激戦を繰り広げてきたのかを知るには、とても良いものとなっています。

そのインフォグラフィックを見つつ、重要なアップデートを振り返ってみましょう。

Googleの検索エンジンアルゴリズム史

  • 2003年2月「Boston」

Googleが初めて名前をつけて発表したアルゴリズムアップデート。Googleは定期的にメジャーアップデートを行い、その場で出された”チャチな”テクニックは駆逐されていきました。これをSEO界隈では“Google Dance”と呼んだそうです。手のひらの上で踊る、というようなニュアンスでしょうか。

  • 2003年4月「CASSANDRA」

共同所持するドメインからのバックリンクや低品質なリンクを大規模に排除したものです。また、隠しテキストや隠しリンクに対する処分も、ここから始まったようです。

  • 2003年5月「Dominic」

正確な情報は今なお分かっていませんが、Google Botの仕様が大きくかわって、バックリンクの判定が厳しくなったものと言われています。

  • 2003年11月「Florida」

キーワードスタッフィングなど、ブラックハットSEO的手法に罰が下され、多くのサイトがこのアップデートにより葬りさられました。

  • 2004年2月「Brandy」

Latent Semantic Indexing(LSI : 潜在意味インデックス)によってインデックスが大きく変化しました。例えば、アンカーテキストによるリンク先の分析を行い、ランク付けに利用するなど、リンクの概念が大きく変わったことが一例です。

  • 2005年6月「Personalized Search」

ユーザーの検索履歴に基づいた、検索結果の個人最適化をこの時始めました。

  • 2005年10月「Google Local」

ローカルビジネスセンターを開始し、ローカルSEOの概念を導入し始めました。

  • 2005年10月「Jagger」

幅広いリンクスパム対策が行われました。低品質なリンク、相互リンク、リンクファーム、ペイドリンクに対してペナルティが課せられ、多くのサイトが犠牲となりました。

  • 2007年5月「Universal Search」

アルゴリズムのアップデートではありませんが、ニュースやビデオ、画像検索、ローカルなどのGoogle各種サービスが検索結果に反映されるようになりました。

  • 2010年5月「May Day」

具体的な名称ではありませんが、広い範囲でランク変動が起きたためMay Dayと呼ばれているようです。特に多くの内容が薄いを持ったページが打撃を受けており、パンダアップデートの伏線であったと言われています。

  • 2010年6月「Caffeine」

インデックスシステムの再構築が行われました。Googleはクローラーがページを読み、それをインデックス化することによって検索結果に表示されるようになります。Caffeineはインデックス速度を早め、関連性の高いコンテンツが表示されるようになりました。

  • 2011年2月「Panda」

パンダアップデート、もしくはファーマーアップデートとも言われます。低品質なコンテンツやコンテンツファーム、広告とコンテンツの比率が悪いなど、価値の低いサイトを検索結果から排除するもので、検索結果の12%に影響を及ぼしました。

  • 2011年12月「Freshness Update」

新鮮なコンテンツを上位に出すアップデートです。ただ、何でもかんでも新しければよいというのではなく、例えば今はソチ・オリンピックが行われていますが、オリンピックで検索したときに東京オリンピックが出てきたら困ります。話題性があるものに対し、新鮮なコンテンツ提供を強化するアルゴリズムです。なお、パンダの12%ですら大混乱でしたが、このFreshness Updateは35%に影響を与えるという、もはや天変地異のレベルです。

  • 2012年1月「Search + Your World」

Google+のユーザーデータを用いて、検索結果を個人最適化したものです。

  • 2012年2月「Venice」

ローカル検索データを用いて、検索結果をよりローカライズしたものです。

  • 2012年4月「Penguin」

過剰な検索エンジン最適化を取り締まるアップデートと噂されていたもので、キーワードスタッフィングなどのブラックハットSEOが排除されました。

  • 2012年5月「Knowledge Graph」

検索を行った際に、そのキーワードに最も関連性があると思われるものを提示する、いわば知識のデータベースのようなものです。現在のKnowledge Graphは「江戸城」で検索をしたときに江戸城の簡単な内容を表示したり、「メートル フィート」で検索したときにフィートをメートルに換算した数値を表示してくれます。

  • 2012年11月「Exact Match Domain」

同一ドメインに低品質なコンテンツがあると評価を下げるアルゴリズムアップデート。

  • 2013年8月「Hummingbird」

会話のような検索方法、例えば「東京駅 行き方」で検索をかけると、現在地から東京駅への行き方が返ってきます。これまでは乗り換え案内サイトが出てきましたが、今では直接行き方が分かるようになったのです。

このインフォグラフィックはhttp://blog.hubspot.com/で公開されたもので、HubSpotに帰属します。

infographic google algorithm changes keyword seo

最後に

Googleのアルゴリズムの歴史はウェブスパムとの歴史……とは言いませんが、ウェブスパムをいかに排除して、ユーザーの役に立つ検索結果を提示しようとしているか、苦心した道のりが見えます。

Googleがこの10年以上で築き上げたアルゴリズムは、コンテンツの品質が高ければ高いほど良い評価を下すようになっており、それだけにウェブ上でマーケティングを行うなら、自社で良いコンテンツを発信していくことが求められます。このインフォグラフィックを見れば、その重要性も分かりやすいのではないでしょうか。

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