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Googleが提供する決済サービス『Google Wallet』

Googleウォレットはアメリカ合衆国の多国籍企業Googleが提供するサービスです。

Google自体は検索エンジン、ストリートビュー、Youtubeなど、インターネットを使う上で、ほとんどの方が、何かしらの形で利用したことがあるかと思います。ですが、Googleウォレットとなると、名前を見たことがあっても、利用したことがないという方も多いのではないでしょうか? 今回はそのGoogleウォレットについて、ご紹介していきたいと思います。

Googleウォレットってどういうサービス?

Googleウォレットは、Googleによって初めて発表された2011年5月、NFCに対応したスマートホンでカードリーダーにタッチすることによる決済。つまりは、Google版のおサイフケータイとして発表されました。この機能も近年ではNFC対応外の端末でも決済可能にもなり、より利便性があがっています。

しかし、実はおサイフケータイとしてのGoogleウォレットはほとんどアメリカのみのサービスなっていて、日本での利用はできません。

ではGoogleウォレットは、日本ではまったく役に立たないのでしょうか?

もちろんそんなことはなく、日本でのGoogleウォレットは、ウェブサイトなどインターネット上での支払いのツールとして活躍しているのです。

どうやって利用するの?

Googleウォレットのアカウントは、Googleのアカウントがあれば、お支払い情報や個人情報を入力するだけで、比較的簡単に作成することができます。Googleアカウントを持っていない場合も、無料ですぐ作成できるので、大した手間にはならないかと思います。

このようにGoogleにお支払い情報等を保存することでオンラインショップでの商品の購入やGoogle playへの課金をスムーズかつ安全に行うことができます。

Googleウォレットを他のサービスと比べて

Googleウォレットの強みは、やはり情報をアカウントに保存することによる安全性の保持、それに加え、購入商品の代金、適用される税金、送料など、販売者が規定しているものを除いて、ほぼ完全に無料という点だと思います。

とはいえ、そこに関してはPayPalなど他のサービスを利用した場合と変化ないように見えるかもしれません。

ですが、Googlewalletにも独自の強みはあります。

スクリーンショット 2014-01-09 16.43.19

上の図をご覧にいただければわかるように、GoogleウォレットはPayPalに比べてChargeback Feeが安くなります。Chargebackとは、お客様が支払いした覚えがなかったり、あるいは支払いを拒否したいとカードを発行した銀行に申請した場合に、支払った代金が還ってくる手続きのことです。この手続きの際にかかる手数料がChargeback Feeになります。

この数字だけで、GoogleウォレットはPayPalより優れているなどということは、もちろん言えないのですが、こういった小さな違いから、用途の差別化ができていくのだと思います。

Googleウォレットを今後扱っていくにあたって

Googleウォレットは現時点で便利ながらも、どうしてもホームであるアメリカで使うのに比べると制限される部分が多いサービスです。おサイフケータイとしての機能はもちろん、G−mailに添付して行う送金など、便利な機能がまだまだ世界に浸透せずにいます。

この先、さらに進化したGoogleウォレットが世界へと進出し、日本にも浸透していけたとしたなら、アメリカ国外にも多くのユーザーを獲得することができるのではないでしょうか。

(この記事はインターンシップ生の宍戸淳一が執筆したものに、松下が一部加筆と修正を加えたものです)

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