Instagramみたいなアプリ?ハイ、作れます。

世の中に存在する無数のカメラアプリ。
私自身常日頃iPhoneデフォルトカメラ以外にも
お世話になっているカメラアプリは幾つかあります。

ある日クライアント様からお呼びがかかりました。

「Instagramみたいなアプリ作れる?」

先人が作れているものを
弊社エンジニアが作れない筈無いと思い

「ハイ、作れます」

と即答。

Instagramの説明

iOSアプリ
Androidアプリ






世界で2億人以上のユーザーがInstagramを利用しています!

iPhoneの写真や動画にフィルタを使ってカスタマイズして、それらを簡単にシェアすることができます。 日常のひと時をアートにして、友達や家族とシェアしよう。

投稿する写真や動画はフォロワーとシェアする他、特定の友達に直接送信することもできます。
また、友達の投稿を簡単にフォローすることができ、Instagramにアクセスする度に、友達の最新の写真や動画や世界中のクリエイティブなコンテンツを楽しむことができます。

機能
• 完全無料のカスタムデザインフィルタ: XPro-II、Earlybird、Rise、Amaro、Hudson、Lo-fi、Sutro、Toaster、Brannan、Inkwell、Walden、Hefe、Nashville、1977など
• シネマ手ぶれ補正を使用した動画撮影
• ティルトシフトのぼかしエフェクト
• Facebook、Twitter、Flickr、Tumblr、Foursquareでの簡単シェア
• 無制限のアップロード
• 友達に直接写真や動画を送信
• いいね!やコメントで友達とやり取り
• iPhone 4のフロントカメラ&バックカメラにフル対応
• その他楽しい機能満載

今更言うまでもないですが、本当に良く出来たアプリでして
私も2億人の中の一人でございます。

他のカメラアプリは?

Instagram以外にも優秀なカメラアプリは幾つかあります。

Camera+

https://itunes.apple.com/jp/app/camera+/id329670577?mt=8


有料ですが高性能、使いやすさでなかなか評判もよろしいです。

LINE camera

https://itunes.apple.com/jp/app/line-camera/id516561342?mt=8


撮影した画像の加工が非常に充実したアプリです。

漫画カメラ

https://itunes.apple.com/jp/app/man-huakamera/id557883632?mt=8


少し前に劇流行したアプリです。

どのアプリもそのアプリならではの色があります。
・撮影そのものに特化させるか?
・画像加工に特化させるのか?
・イロモンのエンタメとして特化させるのか?

最低限の機能は用意しつつ「something new」を何にするのかが考えどころです。

どんな機能を盛り込むのが良いか?

一言で「Instagramみたい」と言っても全く同じものを作る訳にはいきません。

ではどんな機能が良いのか?
・フレーム選択
・撮影orカメラロール・ギャラリーから画像アップ
・画像加工用にフィルタ選択
・シェア(カメラロール・ギャラリーに保存、Facebook、Twitter、メール、LINE、カカオトーク)

ここまでは最低限の機能ですね。

ここから

something new・・・

something new・・・

something new・・・

そして
お客様からの要望を踏まえて盛り込まれた機能としては
「あるAPIを叩いて引っ張ってきた情報を、撮影した画像に表示、その情報込みでシェア!」
色々な大人の事情で全貌をお伝えできず
何のこっちゃと大変恐縮ですが
とにかくただのInstagramと同様ではなく、プラスαの情報が乗っかるアプリが完成しました。

また他のお客様の場合では(やはりカメラアプリは皆様作りたい要望結構あるのです)
最低限の機能に加えて、

something new・・・

something new・・・

結果
「Bluetoothを用いて、作った画像を近場の端末と交換!(iOSのみ)」
こちらも大人の事情で全貌をお伝えできずすみませんが
とにかくただのInstagramと同様ではなく、プラスαの機能ができるアプリが完成しました。

開発時の話

フィルタ部分はGPUImageを元に作成など
開発時の細かい話はさておき
お客様にご相談させて頂いたことがあるので紹介致します。
それは進行スケジュールの件です。

納期を伸ばしてほしいという相談ではなく
「iOS版のアプリがある程度固まってからAndroid版を構築し始める」という進め方の話です。

リリースは一緒のタイミングだったとしても一気にドンで両OSを構築し始めるのではなく
敢えて片方のOSから進めるようにしました。

理由としては
開発を進めながらアジャイル的に適宜調整するケースが多いアプリ開発では
どうしても事前の仕様書通りに行かない部分がでてきます。
その都度仕様を統一させるため、変更点を両OSの開発者へ共有する作業が発生します。
場合によっては行って来い的な無駄作業が発生することも少なくありません。
ある程度開発を進め、
片方のOSでFIXさせた機能、デザインを元にもう片方のOSを開発していくことが
結果的には一番無駄の無い効率的な方法ではないかと思っています。

幾つかアプリを構築した経験から
スケジュールで相談出来る際には上記開発手法をご提案させて頂いております。

とはいえ
他の制作会社様では両OSドンで進めている所もあると思いますので
あくまで弊社事例と参考程度にとどめて頂ければ幸いです。

おわりに

アプリ開発は面白いです。

既にある機能に別の機能を加えることによって
全く違う化学変化が起こります。
起こらないこともありますが。

上記でお伝えしたアプリはどちらもAppStoreやGooglePlayに出ておりますので
これかも!?と思った方は御連絡ください。
多分それです。

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